Android Marketが今年8月にApp Storeの規模を追い越すらしいけど、だから何?
【img via research2guidance】
先日、Android Marketが無料アプリ数でApp Storeを超えたらしいけど、だから何?というポストをした時に、有料アプリ数もいずれかはApp Storeを超えるだろう、と書いていたが、思っていた以上に早かったようだ。ドイツの調査会社research2guidanceによると、今年の8月にAndroid Marketの規模はApp Storeを越えると調査結果を出した。冒頭のグラフを見ての通り、App Storeのアプリ登録数が若干鈍化しているに大して、Android Marketの傾きが二次曲線ばりに上がっている。
ただ、正直この事実はどうでもいい。マーケット規模がAndroidの方が大きくなったと言ってアプリの質がよくなる訳ではない。ビジネスとしても悪くなるどころか、現状の一切整備される気配のない野放し状態のマーケットにアプリ数が増えれば増えるほどアプリを探すのが困難になるため、売れ続けるアプリと一切売れないアプリの溝が今まで以上に開いてしまうだろう。
むしろ、この伸び方は当然といえば当然である。今年に入ってからAndroidの高スペック端末が急激に増えていて、多くのユーザーが既存のケータイからスマートフォンに乗り換えを始めている。コンテンツプロバイダーは変化している市場に合わせて戦場をシフトする必要があるため、一斉に新しい市場で戦う準備を進めた結果、マーケットが活性化され急激に拡大したのだろう。
まあ、背景がどうであれ、アプリ数やマーケット規模なんてユーザーからしてみたらどうだっていい。マーケット全体の量より個々のアプリの質の方遙かに大事だと思いませんか。
(via TechCrunch)
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