Apple、アーティスト用の管理画面「Apple Music for Artists」を提供開始
Appleは、「Apple Music」に音楽を提供しているアーティスト向けの管理画面「Apple Music for Artists」を試験的に一部に対して提供を開始した、Billboardが報じている。今春には全アーティストに対してリリースされる見通し。
視聴者のデモグラフィックデータも確認可能
この管理画面では提供楽曲の解析情報が確認可能。再生数、iTunesにおける曲やアルバムの購入件数などを期間指定で表示でき、最短で24時間以内から、最長で「Apple Music」がリリースされた時からのデータを引っ張ることができる。
さらに、視聴者のデモグラフィックデータも確認可能。地域別、性別、年齢別に情報を絞り込むことができ、例えば、特定の曲が16-24歳の日本に住む女性のどれほど視聴されたのかそ知ることもできる。
このようなデータをもとに何をするのか、と思うかもしれないが、最も視聴されている地域を中心にライブを行ったり、男女比率によって用意するグッズの方向性などを決めることができる。オンラインだけではなく、オフラインにも活かすことができる、アーティストにとっては貴重なデータになり得る。
他にも、Appleがキュレーションしたプレイリストの楽曲が使用された場合、その再生回数を知ることもできる。
SpotifyやYouTubeは同様の管理画面を2年前から提供している。
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