Angela Ahrendts、退職へーー後任はApple歴30年のDeirdre O’Brienに
Apple直営店およびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントを5年間務めていたAngela Ahrendts(アンジェラ・アーレンツ)氏が2019年4月にAppleを退職することが明らかになった。
A bittersweet set of announcements today. Angela, we thank you for all you’ve done to inspire and energize our teams. Deirdre, we can think of no one better to lead our stores and all of Apple’s people in their mission to change lives for the better. pic.twitter.com/PekF8rU9Qe
— Tim Cook (@tim_cook) February 6, 2019
後任はAppleに30年在籍している現・人事担当副社長を務めるDeirdre O’Brien(ディアドラ・オブライアン)氏が兼任する。
Appleに5年間在籍、リテールの進化に大きく貢献
Appleは退職理由を「新しい個人的および職業的を追求するため」と説明。Ahrendts氏は「過去5年間は私のキャリアにおいて最も刺激的でチャレンジングで充実していた。これまでのチームの努力により、リテールは今までにないほど強くなり、今まで以上にAppleに貢献できる存在になった」とコメント。
「Appleにおける最も有力な幹部の1人であるDeirdreにバトンを繋げるタイミングとしてはこれ以上にない。彼女のリーダーシップのもと、この素晴らしいチームが1人、1つのコミュニティずつ、世界を変えていくのを見守りたい。」
最近実施されたVOGUEとのインタビューで、「ファッション業界が恋しくなることもある」と語っていた。
バーバリーのCEOを務めていたAhrendts氏は2013年10月、Appleに入社することを発表。実際に就任したのは2014年5月のことだった。
Appleは全世界で35のオンラインストア、506の直営店を運営し、Apple Storeスタッフは7万人いるとのこと。
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