薄型化された新型「Apple TV」は2015年後半発売へ ー 新しい音楽ストリーミングサービスも準備中
「Apple TV」は2012年3月に発売されて以来、アップデートされていない。そろそろ新型モデルが発表されても良さそうな気がするが、最新の情報によるとまだまだ先になりそうだ。
9to5Macによると、Appleは薄型化された新型「Apple TV」は完成間近であるとしておきながらも発売自体は2015年後半になると報じている!
「Beats Music」をベースとした新しい音楽ストリーミングサービスを準備中
新しい「Apple TV」は薄型化するだけではなく、OSの見直しも行われ、専用のApp Storeも用意されているようだ。他にも同梱されているリモコンも性能が向上し、持ち心地も改善されているとのこと。
当初の予定では今月中に新型モデルを発表する予定だったが、ウェブベースのテレビサービスの提供に向けた話し合いがまだ初期段階にあることから、リリースは今年後半になる見通し。
同時にAppleは買収した音楽ストリーミングサービス「Beats Music」を準備中であると報じられている。これについては以前伝えた、「iOS 8.4」の一部として提供している音楽ストリーミングサービスのことで、「WWDC 2015」にて少なくともベータ版を公開する予定となっている。
現時点では「iOS 8.4」の一部としてリリースされる見通しとなっているが、状況によっては安定性に重きを置いた「iOS 9」の新機能として含まれる可能性もあるとのこと。ミュージックアプリやiOSとマッチしたデザインを採用。なお、MacでもiTunesの一機能として追加されるようだ。
新し音楽ストリーミングサービスの価格は月額7.99ドル。「Beats Music」だけではなく、SpotifyやRdioなど競合するサービスが設定している月額9.99ドルを下回る価格になるようだ。
こちらも当初は2015年初期にリリースする予定だったものの、Beatsの技術担当シニアバイスプレジデントBobby Gaza氏など、開発するにあたって欠かせない人物が退職してしまった関係で遅れているとのこと。
Appleはこの新しい音楽ストリーミングサービスにおいて初の自社製Androidアプリを提供する予定となっているが、こちらも同様にデベロッパーが退職しているため、遅延が発生していると伝えられている。
国内ではなかなか流行らない音楽ストリーミングサービス。「iTunes Radio」が未だに使えるようにならないことから、Appleの新サービスがリリースされたとしても国内では使えないのかな。
(via 9to5Mac)