「Apple Music」、月額9.99ドルで試聴期間は3ヶ月に?!
サービス内容云々よりも日本でサービスが提供されるのかどうかの方が気になって仕方がない……!
The Financial Timesによると、Appleが「WWDC 2015」で発表すると予想されている音楽ストリーミングサービスの正式名称は「Apple Music」になると報じている!
これまでの噂と全て一致!3ヶ月の試聴期間で差別化
「Apple Music」はやはり「Beats Music」をベースとした音楽サービスとなっていて、広告付き無料プランを提供しない代わりに3ヶ月間の試聴期間が用意された月額9.99ドルのプランを用意するとのこと。これまで報じられてきた情報と完全に一致している。
Appleはアメリカ国内向けには「Apple Music」を推し、アメリカ国外向けには刷新された「iTunes Radio」を推す見通し。その「アメリカ国外」に日本が含まれるかどうかが今回の「WWDC 2015」における僕個人の最大注目ポイントだ。
とは言いつつも、正直、あまり期待していない。その理由は「国内DJの不在と邦楽レーベルの不参加」と話すのはMacお宝鑑定団 blog(羅針盤)の会長、danboさん。
今回Appleが交渉したと思われるラジオDJやアーティストはアメリカでは誰もが知っているビッグネーム。国内ではアメリカほどの知名度がなく、影響力が期待できない。国内のDJが参画すれば話は変わってくるが、国民的に知名度があるDJは正直、思い当たらない。僕が知らないだけだろうか。
さらに今回、Appleが交渉していると言われているだユニバーサルミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージックはアメリカでは楽曲をほとんど網羅できるものの、国内では多くの人が視聴する邦楽がすっぽりと抜けている。聴きたい楽曲が無ければ利用者数は期待できない。
よって、この状況でAppleがあえて日本国内で「iTunes Radio」を展開する理由はあまり見えてこない。楽しみにしていた「iTunes Radio」の国内サービス提供だが、やはり今回も期待できそうにない。
「WWDC 2015」は日本国民としては盛り上がりに欠けそうだ。あまり過度な期待をせずにのんびり視聴しよう。
新しい音楽ストリーミングサービス「Apple Music」と刷新された「iTunes Radio」、「WWDC 2015」で発表へ
(via MacRumors)