Apple、音声認識技術を開発するVocalIQを買収したことが明らかに
Siriが今までよりも遥かに賢くなるかも?!
Financial Timesによると、Appleは自然言語APIを開発しているイギリスのスタートアップ企業「VocalIQ」を買収したと報じている!
過去にSiriを「オモチャ」と否定した企業を買収
AppleがVocalIQの音声認識技術をどのように活用するかについては明かされていないが、Appleの音声技術と言えばSiri一択。同社の自然言語APIをSiriに組み込み、精度を向上させることが狙いではないかと予想される。
興味深いのは、VocalIQが過去にAppleやGoogleの音声認識技術を否定していること。予め用意された受け答え内容をプログラム化して提供するという、学習能力が無い時代遅れの仕組みを使っていると批判していた。
The reason for this state of affairs is that while Apple, Google and the some others have mastered how the use machine learning for speech-recognition, they are still stuck with medieval approach when it comes of conversational voice dialog. They are still using pre-programmed flow-chart based response that don’t learn.
via Smartphone makers to consumers: “Lend Me Your Ears!” – VocalIQ
VocalIQの開発している自然言語APIを活用することによってユーザーは自由に対話することが可能になるという。以前に比べると大きく改善されているものの、時折トンチンカンな答えが返ってくるSiriが、将来的には自分の趣味嗜好を分かってくれるような本物の音声アシスタントになってくれるかもしれない。
(via MacRumors)