iTunes 12.4、音楽が勝手に消えるバグを修正!パフォーマンスも改善
先日、「Apple Music」に登録すると自分の手元にあったはずの音楽がごっそり消えるという致命的な不具合が一部で発生し、話題になっていた。
近々修正されると報じられていたが、昨日、以前噂されていた新しい「iTunes 12.4」を含む「OS X El Capitan 10.11.5」が正式リリースされた。
リリース当初は音楽が消えるバグは結局どうなったのか明らかになっていなかったが、TechCrunchによると、「iTunes 12.4」では音楽が勝手に消えるバグの修正を試みていると報じている!
Apple側で再現できず、完全に修正されたか不明
音楽が勝手に消えるバグの修正を試みている、という非常に曖昧な表現をしたが、実際のところ「iTunes 12.4」では修正されているかどうかは定かではないという。というのも、Apple側としては音楽が消えるというバグが再現できていないというのだ。
つまり、今回の「修正」はある意味「ここが問題だろう」と当たりをつけて手を加えたに過ぎないのかもしれない。また、Appleとしてバグ修正について公式に発表していないことから、影響を受けているユーザー数は非常に少ないと見られる。
一方、「iTunes 12.4」には各自に体感できるグッドニュースもある。それはパフォーマンスが改善されているということ。
アップデート後、iTunesが起動するまでの時間に注目してみて欲しい。僕個人としてはこれまで数秒のラグがあったのが1秒足らずで起動するようになったと感じている。iTunes内の操作も以前よりキビキビしているように思う。
これはMacユーザーに限らずWindowsユーザーでも変化を体感しているとのことで、サイドバーの常時表示など操作性改善に加えパフォーマンスが良くなっているのは非常にありがたい。まだアップデートしていない人は早めに行うべし!
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(via AppleInsider)