Facebookアプリ、電池持ちが悪化する問題を修正!原因も解明へ
先日、Facebookの公式アプリがバックグラウンド更新をオフにしているのにも関わらず動作し続け、iPhoneの電池持ちに悪影響を及ぼしていることが明らかになった。
本日、Facebook公式アプリが「バージョン42.0」にアップデートされ、電池持ちが悪化する問題を修正したことを明らかにした!
CPUとオーディオセッションが原因!最新版で修正へ
なぜFacebookアプリがiPhoneの電池持ちを悪化していたのか。Ari Grant氏によると、理由は大きく分けて2つあるようだ。
1つはアプリが何もしていない状態でもCPUが動作し続ける「CPUスピン」が起きていたこと。「CPUスピン」とは常に質問を投げ続けながら明確な答えが返ってこない状態がエンドレスに続く現象のことだ。
例えば車で移動中、子どもが「あと、どれぐらいで着く?」という質問を親に聞き続けている状態に近い。子どもは言い続けて完全にバテることは何せよ、少なからず疲れるはず。まさにこの子どもの状態がiPhoneのCPUで起きていたのだ。
もう1つは一部で推測されていた通り、オーディオセッションがバックグラウンドで再生され続けていたこと。タイムラインに流れる動画を再生したままFacebookアプリを離れた場合、動画の音声が無音でバックグラウンド再生され続ける不具合が発生していたとのこと。
これはミュージックアプリを閉じて別のアプリを開いてもバックグラウンドで再生され続ける状態に近いとGrant氏は解説する。確かにこちらも少なからずバッテリーに影響を及ぼすことは想像に難くない。
Facebookアプリの最新バージョンはこれらの問題を修正しているとのこと。また、今後もバッテリー問題の改善に努めたい、と締めくくっている。
(via 9to5Mac)
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