Google、モバイル検索結果にサイト名とファビコンを表示へーー実装方法とガイドラインも公開
Googleはモバイル端末における検索結果ページのデザインを変更し、サイト名やファビコンが表示されるようになることを発表した。新デザインは今後数日間のうちに反映される。
従来と異なる点は、記事タイトルの上にサイト名およびファビコンが表示されるようになったこと。また、従来緑色の文字で表示されていたパンくずリストは表示されなくなっている。
広告も、従来はURLの前に「広告」という表記があり、その後ろにURLが表示される仕組みだったが、新デザインでは「Ad」(日本語版では恐らく「広告」)になり、その後ろにURLが表示されている。
検索結果に表示されるファビコンを実装する方法
このデザイン変更に伴い、Googleはファビコンを表示するための実装方法を案内している。
linkタグをヘッダに追加し、relには「shortcut icon」「icon」「apple-touch-icon」「apple-touch-icon-precomposed」のいずれかを使用することができる。hrefにはファビコンのURLを指定する必要があり、相対パスでも絶対パスでも良いが、サイトドメインと同じ階層にファイルが置かれている必要がある。
<link rel="shortcut icon" href="/path/to/favicon.ico">
また、設定するにあたり、Googleは以下のガイドラインを用意している。ガイドラインを満たしている場合でも、ファビコン表示がされるとは限らないとのこと。
Google検索結果ファビコンのガイドライン
- ファビコンファイルおよびサイトはGoogleにクロールされる必要があり、ブロックされていない必要がある。
- ユーザーが検索結果を見た時に素早くサイトを識別できるように、ファビコンはウェブサイトのブランドを視覚的に表す必要がある
- ファビコンは48pxの倍数の正方形サイズ(48x48px、96x96px、144x144pxなど)を採用する必要がある。
- SVVGファイルはサイズに関して特別な指定はない。
- 有効なファビコンフォーマットに対応。
- Googleは指定したファビコンを16x 16pxにリサイズするため、その解像度で見やすい必要がある。なお、16x16pxサイズのファビコンを用意する必要はない。
- ファビコンのURLは頻繁に変更するべきではない。
- Googleは、ファビコンがポルノや憎しみのシンボルなど不適切であると判断した場合、表示しない。この手の画像をGoogleが発見した場合、デフォルトのアイコンに置き換える。
もっと読む
2019.09.24
関連キーワード
コメント(0件)