Google、モバイル決済サービス「Android Pay」を発表!「Apple Pay」とほぼ同じ【Google I/O 2015】
【img via Cult Of Android】
「Apple Pay」に対する強力なライバル、出現か?!
現地時間5月27日に開始されたGoogleのデベロッパー向けカンファレンス「Google I/O 2015」にてモバイル決済サービス「Android Pay」が正式に発表された!
「Google Wallet」発表から4年、新サービスで再チャレンジ
Googleはモバイル決済サービスに着手するのは非常に早かった。「Google Wallet」を発表したのは実に4年前のことだが、時期尚早だったのかメインストリームにならず、「Apple Pay」に実質持って行かれたような状態になってしまった。
今回、4年後しの再チャレンジとなる「Android Pay」は名前だけではなく、サービス内容も「Apple Pay」とそっくり。
NFCを利用するため「Android Pay」対応スマートフォンをかざすことによって決済可能。次期Android OSバージョン「Android M」から採用される指紋認証機能と連携する仕組みも、店頭だけではなくオンラインショップでも利用できる点も「Apple Pay」と全く同じ。
サービス内容だけ見ると「Apple Pay」のパクリ、と言われても仕方ないかもしれないが、逆に「Apple Pay」とほとんど同じ仕組みが採用されたことによってiOSでもAndroidでもほぼ同じフローでモバイル決済を利用できるというのは非常に分かりやすい。
さらにスマートフォン市場のツートップが同じ仕組みを採用したことによってモバイル決済が利用できる店舗数が一気に増える可能性がある。大量のクレジットカードを持ち歩くことに定評のあるアメリカ人の財布が薄くなるきっかけになり得る。
このままの流れで日本でも「Apple Pay」「Android Pay」が利用できるようになるといいのだが……。
(via Cult Of Android)