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GoogleのAI Modeが米国で一般公開。検索体験が大幅進化、商品・店舗カードや履歴機能も追加

ビジュアルな商品・店舗カードや検索履歴パネルなど新機能を順次導入へ

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Googleは5月1日(現地時間)、米国の全Labsユーザー向けに実験的なAI検索機能「AI Mode」の一般提供開始した。これまで設けられていたウェイトリストが撤廃され、18歳以上でLabsに登録していれば、誰でもすぐにAI Modeを利用できるようになった。さらに、AI Modeの利便性を高める新機能も順次追加される。

忙しい人用のまとめ
  • AI Modeは米国の全Labsユーザーが即時利用可能に
  • ビジュアルな店舗・商品カードや検索履歴パネルなど新機能を順次追加
  • Labs外での限定テストも開始予定
  • Googleの膨大なローカル情報と商品データベースを活用し、より実用的な検索体験を提供

AI Modeの主な特徴と新機能

AI Modeは、従来の検索では難しかった長文や複雑な質問、さらには追加のフォローアップ質問にも対応できるのが特徴だ。ユーザーは、例えば「新しいペットの保険を比較したい」といった具体的なニーズにも、AI Modeを使って深掘りした情報収集が可能となる。

今後1週間以内に、AI Mode上でビジュアルな店舗・商品カードが表示されるようになる。これにより、レストランや美容院、ショップなどのローカルスポットを検索した際には、評価・レビュー・営業時間などの情報がひと目で分かるカード形式で提供される。商品検索時には、リアルタイム価格やプロモーション情報、在庫、配送情報も確認でき、ショッピング体験がよりスムーズになる。

例えば「ミッドセンチュリー家具のヴィンテージショップ」を探す場合、近隣店舗の混雑状況や連絡先、ルート案内までワンタップでアクセス可能だ。「バックパックに入る1万円以下の折りたたみキャンプチェア」といった条件指定にも、AI Modeが最適な商品リストを提示し、購入先へのリンクも提供する。

これらの機能は、Googleが持つ最新のローカルビジネス情報や、45億件以上の商品データを持つShopping Graphによって実現している。Googleによると、毎時20億件以上の商品情報が更新されており、常に新鮮で信頼できるデータを取得できる。

検索履歴へのアクセスや継続的なタスク管理も強化

AI Modeでは、デスクトップ版限定で左側パネルに検索履歴を表示する新機能も追加された。過去の検索トピックごとにAI Modeが提示した情報がまとめて表示され、ワンクリックで再開や追加質問ができる。これにより、長期的な調査や比較検討も効率的に進められる。

Labs外での限定テストも開始へ

GoogleはAI Modeの好評を受け、今後数週間以内に米国の一部ユーザーを対象に、Labs外のGoogle検索本体にもAI Modeタブを試験導入する。今後もユーザーからのフィードバックを反映しつつ、AI Modeのさらなる進化を目指すとしている。

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特集
公開情報
更新日2025年05月02日
執筆者g.O.R.i
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