Facebook、「Messenger 4」を発表ーーUIを刷新、ダークモードも用意
Facebookが現地時間10月23日、コミュニケーションアプリ「Messenger」の最新バージョン「Messenger 4」を発表した。
同社が2018年8月にオーストラリア、カナダ、フランス、イギリス、アメリカで5,012人(18歳以上)を対象として実施した調査によると、メッセージングアプリにおいて最も重要なのはシンプルさだと答えたのは71%。回答者の62%はメッセージングアプリが友達がより身近に感じられると答えていると説明。
これらを踏まえ、Facebookは「Messenger 4」においてシンプルなデザインとメッセージングに重点を置いたアップデートだと説明している。
タブは3つに、吹き出しのグラデーション機能など追加
最大の変更はアプリ下部にあるタブの数が3つに絞られたこと。最新バージョンでは「チャット」「ピープル」「ディスカヴァー」のみとなっていて、大多数の人が主に使うである会話画面は「チャット」タブに集約される。
現行バージョンは「ホーム」「通話」「友達」「ゲーム」と並び、中央に圧倒的に邪魔な存在であるカメラボタンがドッシリと構えている。機能を見比べると「ホーム」が「チャット」に、「友達」が「ピープル」になり、「ディスカヴァー」には「ゲーム」やビジネスアカウントなどがまとめられているようだ。
個人的に最も歓迎しているのはダークモードの追加。「iPhone XS」などの有機ELディスプレイ搭載スマホとの相性は抜群だろう。
他にも会話の吹き出しをグラデーションにカスタマイズできる機能なども追加。これまで提供されてきたアンケート機能、位置情報のリアルタイム共有機能、グループチャットなどの従来機能は最新バージョンでも提供されるとのこと。
Say ? to the new Messenger. We've simplified the experience to make it easier for you to find the features you like, connect with the people you care about, and personalize your conversations.
Messengerさんの投稿 2018年10月17日水曜日
「Messenger 4」は今後数週間のうちに全世界で利用可能になるとのこと。