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Google、Mac向けネイティブGeminiアプリを開発中。ベータテスト開始

画面を読み取る「Desktop Intelligence」搭載、ChatGPTやClaudeに対抗

Rubaitul azad 58HvxSq7rrU unsplash

GoogleがMac向けのネイティブGeminiアプリを開発していることが明らかになった。現時点でMacユーザーがGeminiを使うにはWebブラウザ経由でのアクセスに限られるが、専用アプリの登場により利便性が大幅に向上する見通しだ。

Bloombergが報じた。競合するAnthropicのClaudeやOpenAIのChatGPTは既にMac向けの専用アプリを提供しており、Googleはこの分野で後れを取っていた格好だ。なおAppleとGoogleは今年1月、次世代SiriにGeminiを採用する複数年の協業を正式発表しており、両社のAI分野における関係は急速に深まっている。

今週からベータテスターに配布開始

Googleは今週、早期バージョンのGeminiアプリをベータテスターに配布し、フィードバックの収集を開始した。ただし正式なリリース日は明かされておらず、テスターにはアプリに「重要な機能のみ」が搭載されていると伝えられている。今後リリースまでに機能が追加されるだろう。アプリのデザインはiPhoneおよびiPad向けのGeminiアプリと似た外観になっているという。

現時点で搭載が確認されている機能は、Web検索、アップロードされたドキュメントの分析、会話履歴の保持など。Googleはテスターに対し、画像・表・グラフ・動画・音楽などのコンテンツ生成ツールのほか、数学的な問題や情報分析に関するフィードバックも求めている。

画面の内容を読み取る「Desktop Intelligence」

注目すべきは、Desktop Intelligenceと呼ばれる機能の存在だ。これはClaudeの「Cowork」に相当する機能で、GeminiがMac上の他のアプリと連携し、画面に表示されている内容を読み取ることで、よりパーソナライズされた応答やタスクの実行を可能にする。

アプリのコードには、Desktop Intelligenceの仕組みに関する説明が含まれていた。「Desktop Intelligenceに対してアプリを有効にすると、Geminiの使用中に限り、画面のコンテキストなどユーザーが見ているものをGeminiが認識し、アプリからコンテンツを直接取得して体験を改善・パーソナライズできるようになる」という内容だ。

AppleもiOS 27で独自のSiriチャットボットを投入予定

AIチャットボットのMac対応が進む中、Apple自身もiOS 27およびmacOS 27で、ChatGPTやClaude、Geminiに対抗する独自のSiriチャットボットを導入する計画だ。Geminiベースの次世代Siriは、会話形式での応答やストーリーテリング、感情的サポートなど7つの新機能が段階的に提供される見込みとなっている。

コードネーム「Campos」と呼ばれるこのプロジェクトでは、GoogleのGeminiモデルをベースにしたカスタムAIモデルが採用される見込みだ。一方でiOS 27のSiriチャットボットをGoogleのクラウドインフラ上で運用する可能性も報じられており、Appleのプライバシー方針との整合性が注目されている。この点についてティム・クックCEOは直近の決算発表で、Gemini版SiriはPrivate Cloud Compute上で動作し、業界をリードするプライバシー基準を維持すると明言している。

Mac上のAIアシスタント争いは、ChatGPT、Claude、そしてGeminiの三つ巴に加え、Apple純正のSiriチャットボットも加わることで、2026年後半に向けて一層激しさを増しそうだ。

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執筆者g.O.R.i
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