iOS 17の新機能:1つのAirTagを最大5人まで共有可能に
家族の共有アイテムを、1つのAirTagで位置情報を把握・管理できるように
AppleはiOS 17で、1つのAirTagを最大5人まで共有可能にする新機能を追加した。共有対象となったユーザーは、「正確な場所を見つける」を使って持ち物の場所をピンポイントで探したり、音を鳴らしたりすることができる。
Find My. Share AirTag or Find My network accessories with up to five other people. Everyone in the group can use Precision Finding and play a sound to pinpoint the location of a shared AirTag when they’re nearby.
With iOS 17, you can now share AirTags pic.twitter.com/RU6CrqgbAp
— Aaron (@aaronp613) 2023年6月5日
1つのAirTagを複数人で共有可能になったことで、使用用途が広がる。夫婦や家族で共有するアイテムには共有のAirTagを付けることで、複数のiPhoneから場所を把握・管理できる。MacRumorsによると、共有されたAirTagは、トラッキング通知が無効化される。父と母で共有したAirTagを子どもに持たせることで、簡易的な子ども用見守りタグとして使いやすくなるはずだ。
なおAppleはAirTagを子供の迷子防止・追跡用としては「想定していない」と明言しており、発売当初の検証では単体使用で人の追跡には不向きであると分かった。その後強化されたストーキング対策によりますます見守りタグとして使いづらくなっていた。
AirTagの共有機能は家族だけではなく、Apple IDを持つ友人であれば誰でも招待可能。共有者の登録・解除はいつでもできるため、一時的に共有することもできるだろう。
またAirTagだけではなく、探すネットワーク対応製品であれば利用できる。コストを抑えたいのであれば、”Anker版AirTag”を買い集めて共有できるはずだ。
AirTagの共有機能を含むiOS 17は現在、ベータ版として開発者に配布されている。正式リリースは今秋を予定。例年どおりであれば、2023年の新型iPhone(iPhone 15シリーズ)が発表される9月頃になるだろう。
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