Appleの「探す」アプリ、サードパーティ製品を正式サポート
「探す」ネットワーク対応アクセサリプログラム(The Find My Network Accessory Program )も発表
Appleは4月8日、新しくなった「探す」アプリを公開。最新版では「探す」アプリから利用できる、何千万台ものAppleデバイスにより構成されているAppleの探索ネットワークが備えるプライバシーが保護された安全な探索機能を、Apple以外のサードパーティ製品からも利用可能になった。
従来はiPhone、AirPods、Powerbeats、Apple Watchなど、AppleまたはBeats製品以外は探すことができなかった。
アプリのアップデートは不要、最新OSは「持ち物を探す」タブが追加
「探す」アプリとは
「探す」アプリは、Appleデバイスの置き場所を特定したり、友人や家族の現在位置を確認できるApple純正アプリ。
Appleデバイスを万一紛失してしまった場合には「探す」アプリを開き、現在位置を地図上で特定したり、デバイス上でサウンドを再生して場所を明らかにしたり、デバイスを紛失モードに切り換えて直ちにロックをかけたり、デバイスの画面に連絡先の電話番号と共にメッセージを表示したりといった対策を取ることが可能。
万が一デバイスが悪用される恐れがある場合は、デバイス上のデータを遠隔操作により一括消去することもできる。
最新版に対応するOS、アップデートする方法
最新版の利用には、iOS 14.3以降が稼働するiPhoneまたはiPod touch、iPadOS 14.3以降が稼働するiPad、macOS Big Sur 11.1以降が稼働するMacが必要。
最新OSが稼働中の場合は自動的に有効化され、「持ち物を探す」タブが追加される。「探す」アプリそのもののアップデートは必要ない。
登場予定のサードパーティ製品
サードパーティ製品への解放に伴い、「探す」ネットワーク対応アクセサリプログラム(The Find My Network Accessory Program )も発表。Belkin、Chipolo、VanMoof といった周辺機器メーカーに採用されており、来週移行の対応製品が登場する。
Belkinの「SOUNDFORM Freedom True Wireless Earbuds」
Chipolo ONE Spotの「探す」対応スペシャルエディション