【レビュー】「BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)」はワイヤレス充電器のエントリーモデル

「iPhone 8/8 Plus」および「iPhone X」は、iPhoneとして初めてワイヤレス充電に対応。いちいちLightningケーブルを挿して充電する生活に慣れすぎてた僕は、初めてワイヤレス充電を体験した時はその便利さに感動した。

以来、机の上に1台、ワイヤレス充電パッドを置いている。

ワイヤレス充電のある生活はやっぱり快適ですね。Macで作業している時はiPhoneはほとんど使わないので困らないですし、放置しておくだけで充電され、必要な時には持ち上げるだけなのですごく楽！

今後充電スピードも高速化される予定なので、さらに便利になること間違いなし！楽しみ！ pic.twitter.com/QN9DEQbrp9

— gori.me（ゴリミー）公式アカウント (@gori_me) October 22, 2017

それが、今回紹介するBelkin製の「BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)」。同社からは「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」という上位モデルも出ているが、価格を半額に抑えた今回のワイヤレス充電パッドはLightningケーブル要らずの充電生活を試してみたい人にとってピッタリ！

サンプルを1台提供して頂いたので、早速紹介する！

机の上に置いても絵になる、シンプルなデザインが素敵

これが、BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)。見た目はとてもシンプルで、コンパクトな設計を採用。

本体上部は高摩擦素材パッドを使用し、柔らかく触り心地が良い。ケースを付けていない人でもiPhoneを安心して置くことができる。

1.8メートルの白いMicro USBケーブルが同梱されているが、電源アダプタは用意されていないため、自分で調達する必要がある。僕の場合は、机の下に置いてある「Anker PowerPort+ 5 USB-C」に挿している。

「電源アダプタなら、iPhoneに同梱されているのを使えばいいのでは？」と思っている人もいるかもしれないが、メーカーは出力が2A以上のものを推奨。同梱されているのは1Aであるため、代わりに「Anker 24W 2ポート USB急速充電器」の購入をお薦めする。

実際に充電してみたところ。厳密に測定したわけではないが、感覚値としてはLightningケーブルを挿して充電する時よりも時間が掛かるという印象がある。

「それならLightningを挿した方が良いのでは？」と言う人もいるかもしれないが、個人的には急ぎで充電したい時は急速充電を利用すれば良いと思っているので、普段使いとしては問題ない。

僕の頭の中では「どうせマウスの横にiPhoneを放置しておくぐらいなら、ワイヤレス充電台の上に置いておいたら勝手に充電されるし、便利」と考えている。

充電中は充電パッドの右下にあるLEDが点灯する仕組み。厚さ3mmのケースまでは付けたまま充電することができるため、僕が現在利用している「ネオ・ハイブリッド2」でも問題なし。

充電しながら音楽を聴くこともできる。有線派の人は「Belkin 3.5mm Audio + Charge Rockstar」や「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を使うことができ、無線派の人は普段と変わらず音楽を楽しめる。

エントリーモデルと上位モデルの違いは「最大出力」

ところで、今回紹介した「BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)」には上位モデルとして「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」が用意されている。

Belkin Boost Up Wireless Charging Pad

その違いは以下の通り：

エントリーモデルと上位モデルの大きな違いは最大出力。要はエントリーモデルよりも充電時間を短縮することができるようになるのだが、現状はiPhone側のソフトウェアアップデート待ち。今時点では両モデルとも同じ充電性能を持つ。

今後を見据えて高速充電に対応したモデルを購入したい、という人は今のうちに「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」を買っておいても良いかもしれないが、ワイヤレス充電を使うのは寝ている時または机の上に放置している時、という人は今回紹介した「BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)」でも十分かもしれない。