【レビュー】「Anker PowerPort+ 5 USB-C」はMacBookもiPhoneもiPadも急速充電できて最強
僕の作業Macは相変わらず15インチ型「MacBook Pro Retina」ではあるが、夏は極力荷物を減らしたいという思いから12インチ型MacBookを持ち出し、9.7インチ型iPad Proでテザリングし、ポケットに「iPhone 6s Plus」を入れて生活している。帰宅すると一斉にこれらのデバイスを充電する必要がある。
この僕のニーズに応えてくれるUSB急速充電器が先日、発表された。「PowerPort+ 5 USB-C」は12インチ型MacBookも急速充電することができるUSB-Cポートが1つ、「PowerIQ」と「VoltageBoost」対応のUSBポートが4つ搭載されている。
これならここ最近ハードに使用している3つのデバイスに加え、サブ機として持ち歩いている「iPhone SE」や各種モバイルバッテリーを充電することもできる!
今回、「Anker PowerPort+ 5 USB-C」を1台、サンプルとして提供して頂いたので、紹介する!
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旅先でも使えるが基本は自宅用として据え置きがベター
早速「Anker PowerPort+ 5 USB-C」の外観を紹介する。USB-Cポートを1つ含む合計5つのポートが用意され、5つのデバイスを同時に充電することができる。各ポートの最大出力は2.4A。USB-Cポートは「Power Delivery」に対応し、4つのUSBポートは「PowerIQ」と「VoltageBoost」に対応している。
これが通常のUSB-C充電の約2倍、29Wの最大速度で充電可能にする「Power Delivery」対応のUSB-Cポート。
ポートが無い方の角が丸みを帯びている形状となっている。「Anker PowerPort 6」と並べてみたところ、僅かに「Anker PowerPort+ 5 USB-C」の方が大きいことが分かった。
早速設置してみたところ。それまで使っていた「Anker PowerPort 6」を新たに提供してもらった「Anker PowerPort+ 5 USB-C」と入れ替えてみた。
忙しい人に最適!約20分間の充電で85%から98%に!
12インチ型MacBookに同梱されている充電器は「Apple 29W USB-C電源アダプタ」であるため充電時間を体感することはできないが、目安としてどの程度のスピードで12インチ型MacBookを充電することができるのか紹介しておく。
まず、充電開始した時間が19時49分のこと。電池残量は85%となっていた。
これを約20分間充電後、電池残量を確認してみると98%に。なかなか上出来だと言えるだろう。
先日発表された12インチ型MacBookの2016年モデルはCPU性能が15〜18%向上し、SSD速度は80〜90%も向上しているとのことで、「1.3GHz Core m7」モデルのベンチマークスコアはMacBook Airの性能に迫る勢いだ。これをきっかけに現時点で最も軽いMacを買った人も少なからずいるのではないだろうか。
MacBookだけではなくiPhoneやiPad、Apple Watchやモバイルバッテリー、Wi-Fiルーターなど日々充電しなければならないものは多い。「PowerPort+ 5 USB-C」が自宅にあれば基本的に事足りるだろう。充電すべきデバイスを一箇所にまとめることもできて便利なので、気になる人はチェックしてみるべし!
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逆に12インチ型MacBookなどUSB-Cポートを持つデバイスを持っていない人は「Anker PowerPort 6」や「Anker PowerPort 10」の方が良いかもしれない。併せてどうぞ!