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新しい12インチ型MacBook、CPU性能は15〜18%向上、SSD速度は80〜90%も向上

MacBook All Colors

昨日マイナーアップデートされた12インチ型MacBookの新モデルは内部スペックが総じて進化している。紙面上のスペック比較は昨日表にまとめたが、実際どの程度の差があるのだろうか。

MashableのChristina Warren氏が新しいMacBookのCPU性能のベンチマークスコアおよびSSDの読み書き速度の測定結果を公開していたので、紹介する!

フラッシュディスクの読み書き速度が劇的に高速化

まずは新たに「Skylake」が搭載されたCPU性能のベンチマークスコアから。シングルコアスコアが「2894」、マルチコアスコアが「5845」という結果に。

これらの情報を、以前、僕が12インチ型MacBookと15インチ型「MacBook Pro Retina」の外観やスペックを比較した際に測定した12インチ型MacBookベンチマークスコアと比較してみる。

2016年モデル(新型) 2015年モデル(旧型) 性能差
2894 2429 19%
5845 5103 14%

新モデルは上位モデル(1.2GHz Core m5)を搭載したモデルとなっているが、僕の持っているモデルはカスタマイズされた「1.3GHz Core M」となっている。つまり、「1.3GHz Core m7」にアップグレードしなくても昨年のCTOモデル以上の性能を持っているということだ。ちょっと羨ましいぞ!

続いて紙面上では高速化されたのかどうかが分からなかったフラッシュディスクの性能だが、なんと旧モデルと比較して80〜90%も向上しているという。その測定結果は以下の通り:

この測定結果には正直僕自身もぶったまげた。旧モデルで測定した書き込み速度は440MB/s、読み込み速度は773.4MB/s。一方、新モデルは書き込み速度が852.3MB/s、読み込み速度が930.9MB/s。書き込み速度は93%、読み込み速度は20%高速化されているということになる。速すぎ。

新モデルではiPhoneやiPadと同じくローズゴールドモデルが追加されている。The Vergeが早速ローズゴールドモデルのハンズオン動画を公開していたので気になる人はどうぞ!

動画内でも言及しているが、重い作業を行いたいという人には相変わらず向かないMacだ。USB-Cポートが1つしかないことに変わりはないので様々な周辺機器を活用する人にもあまりオススメできない。

ただ、携帯性の高いノート型Macが欲しいという人には非常に魅力的なデバイスではないだろうか。

(via MacRumors

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更新日2019年08月11日
執筆者g.O.R.i
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