iPhoneがドコモから発売されないのは「プリインストールアプリ」が関係している?

【img via Cult Of Mac】
iPhone 4Sから国内販売キャリアにKDDIが加わったわけだが、ソフトバンクの独占が崩れるとなると気になるのはドコモからのiPhone発売。以前から水面下で話し合いは続けられているとされているが、どうやらなかなかドコモからiPhoneの発売が実現しない理由に、プリインストールアプリの可否が関係しているそうだ。
プリインストールアプリとは、キャリアが端末に予めインストールしておくアプリのことを意味する。ドコモの提供するメールサービス「SPモードメール」などがそれに当たる。
Appleはプリインストールアプリを禁止している。ソフトバンクのiPhoneにはYahoo!アプリも無ければ、KDDIのiPhoneにはauoneへのブックマークリンクも無い。
プリインストールはビジネス的に美味しい
プリインストールアプリを載せることによって、キャリアは端末販売の収入に加えてコンテンツ経由での収入を上乗せすることができる。コンテンツプロバイダーにもコンテンツ提供料が入るのでビジネスモデルとしは非常に美味しい。ドコモ自身も今週末に開始を予定しているd-modeに力を入れていて、スマートフォンでもi-mode同様にコンテンツビジネスからの収益を上げることに必死なのだろう。
「スマートフォンでiモード」を普及の「武器」に──ドコモ夏モデル発表 – ITmedia ニュース
スマートフォンでもガラケー文化を積極的に取り入れるドコモ…
プリインストールにはリスクが伴う
ただ一方で、プリインストールアプリを許可することによって端末として多くのリスクを伴う。まず、プリインストールアプリによって端末のパフォーマンスを低下させる可能性がある。ガラケーにプリインストールされていたきせかえツールを外したら動作が快適になった、ということは誰しもが一度は経験があると思うが、それと同じことが起こりうる。さらに、アプリにもよるが、バックグラウンドで常時起動しているものであればバッテリー持ちを悪化させる。ただでさえiPhone 4Sのバッテリー持ちに悩んでいる人が多い中、さらに悪化させるプリインストールアプリは邪魔以外なんでもない。
Appleの判断は正しい!!
僕はAppleの判断は正しいと思っている。Appleからすると上記リスクに加え、ハンドルできる範囲が狭まってしまうのでビジネス上のリスクも伴う。さらに一度プリインストールを許可してしまえば、世界各国のキャリアも同様の取り組みを望むだろう。確かに日本最大手のキャリアからiPhone販売が実現すれば目の敵であるSamsungに対抗することもできるかもしれないが、それ以上に高いリスクがあることも紛れもない事実である。
これまでもユーザー目線で考えてきたAppleがユーザーに一切メリットの無いプリインストールアプリを許すとは到底思えない。特に、プリインストールは削除できないものも多く、ユーザーを無視したビジネスモデルと言っても過言ではない。
ドコモからiPhoneを販売するにあたってプリインストールアプリの可否がネックになっているのであれば、しばらくは発売されないと思っていいだろう。
(via Cult Of Mac)
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