ソフトバンク、1.7GHzでもLTEが利用可能に!本日のソフトバンクのイー・アクセス買収についてまとめ
【img via ケータイ Watch】
週明け早々から騒がしい1日となった。
ソフトバンクが本日緊急記者会見を開き、イー・アクセスを買収することを発表した!!
これによってソフトバンク版iPhone 5ユーザーは理論上LTEネットワークが利用できる範囲が広くなる!!どういうことなのか、なるべく分かりやすく説明したつもりなので、よろしければどうぞ!!
今日の緊急記者会見で決まったことは?
ソフトバンクモバイル株式会社がイー・アクセス株式会社を完全小会社化することが決定した。
この買収によって、ソフトバンク版iPhone 5ユーザーは2012年3月までにはLTEカバーエリアが当初の予定よりも1.5倍拡大される!!
そもそもイー・アクセスってどこの誰?
そもそも「イー・アクセス」と言われてピンとこない人もいるかもしれない。「イー・アクセス株式会社」はPocket WiFiでお馴染みの「イー・モバイル」の親会社。
ソフトバンクは本日の緊急記者会見にて株式交換により「イー・アクセス株式会社」を完全子会社化することを発表した。
なんでソフトバンクはイー・アクセスを買収したの?
簡単に言うと、ソフトバンクはiPhone 5のためにイー・アクセスを子会社化した。これはイー・アクセスが持っている1.7GHzのLTE基地局10,000局がキーとなる。
ソフトバンク版iPhone 5は2.1GHz帯の電波を利用してLTEネットワークを構築している。どの帯域に対応するかは端末のハードウェア次第なのだが、iPhone 5は2.1GHzの他、1.7GHz帯も国際標準バンドとして対応している。
よって、今回イー・アクセスがソフトバンク傘下に入ったことにより、ソフトバンク版iPhone 5ユーザーは2013年3月までにはソフトバンクが用意する2.1GHzのLTE帯基地局20,000局とイー・アクセスの持つ1.7GHzのLTE基地局10,000局、合計30,000局でLTEネットワークが利用可能になる!!
【img via AppBank】
よって、当初ソフトバンクは2013年3月までにLTEの基地局数が20,000局だったのが、イー・アクセスを買収したことによって30,000局になり、結果的にLTEカバーエリア範囲が拡大する!!
ソフトバンク版iPhone 5ユーザーは喜ぶべし!
思いの外あまり捕まらないLTEネットワーク。いざ繋がると爆速で通信できるからこそ、もっと繋がって欲しい。
イー・アクセスを買収したことによって「つながるソフトバンク」に向けて一歩前進した。ソフトバンク版iPhone 5ユーザーのそんな思いが届いたような、非常に嬉しい発表内容だったのではないだろうか。
直近で劇的に変わることはないかもしれないが、半年後にありとあらゆるところで爆速通信ができることを期待して待とう!!
(via AppBank)