”ブラジル産”iPhone 15の登場でブラジル国民が大歓喜なワケ
AppleはiPhone 14もブラジルで生産している
Appleは一部のiPhone 15モデルをサンパウロのFoxconn工場で生産し出荷している可能性がある。ブラジルメディアがiPhone 15の購入ページURLの末に「BR/A」が記載されていることを発見。多くの製品は輸入品であることを示唆する「BE/A」や「BZ/A」が識別子として記載されている。
iPhone 15 Plusや両Proモデルはブラジル内で生産されておらず、引き続き中国から輸入されている。理由は不明だが、Appleメディア9to5Macは、ブラジル国内におけるiPhoneシリーズの高い販売価格とiPhone 15の需要が背景にあると分析している。AppleはiPhone 14もブラジルで生産している。
ブラジルは輸入製品に対して高い関税を設けている。Appleが人気モデルを国内で製造することで関税を回避できるだけではなく、ブラジル国民の販売価格が大きく下がる。国内製造前は7,299レアル(約1,460ドル)で販売されていたが、現在は一部の店舗で5,399ドル(約1,080ドル)まで値下げされているという。
ブラジル国民にとって”380ドルオフ”で同じ端末が入手可能になるメリットは大きいが、Appleとしてもメリットが複数ある。iPhone 15を売りやすくなるだけではなく、中国への依存度も下げられる点は見過ごせない。最近ではインドやベトナム、タイなどで製品の生産が報じられている。
(Source: MacMagazine via 9to5Mac)
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