今年のWWDCは6月6日に開催、ただし次期iPhone 5の発表は見送り?
WWDC(WorldWide Developers Conference)の日程が正式に6月6日からと決まった。ただし、AllThingsDによると以前から噂されてきた次期iPhoneの発表はなく、ソフトウェアのみの発表会になるようだ。
MACお宝鑑定団によると、どうやら部品製造が始まっていないために2011年の発売は2012年に延期されたと書かれている。
もし、2011年度中に発売されるのであれば、部品製造が始まっていなければならないが、そうした状況は確認出来ていないというのが理由で、各国でのCDMA版投入により、新規獲得を目指している状況で、新製品投入による買換え需要を早急に求められているわけでも無い事から、iPhone 5は、2012年前半になるのではないかと考えられます。
確かに、1月にVerizon版のiPhoneをリリースした5ヶ月後に噂されているようなアルミバックのiPhoneが開発するには少々厳しいのかもしれない。同時に、仮にGSM版とCDMA版が同時にリリースされるとしたら、買ったばかりのVerizonユーザーは不満に思うかもしれない。
また、地震の影響も多かれ少なかれあったのではないか。次期iPhoneがどこからどのパーツを調達してきているかは不明だが、日本メーカーのパーツも一部使われているようなので、もしかしたら調達に遅延が出ていて製造そのものを遅らさざるを得ない状況なのかもしれない。
Appleは毎年時期によって発表するものが決まっている。3月にiPad、6月にiPhone、9月にiPodなど音楽関係の発表、10月にMac関連の発表がされるのが通例だ。既にiOS 5のリリースが秋以降になるという話もあるように、2011年はAppleにとって変化球の年になりそうだ。
次期iPhoneを心待ちにしていた人は、機種変までもうしばらく待たされるかもしれない。One More Thingで次期iPhoneの話が出てくる事を期待しておこう。
(via AllThingsD)
(via MACお宝鑑定団)