「iPhone 5S」が正式に発表!指紋認証センサー、64bitプロセッサー搭載!
ハイスペックモデル「iPhone 5s」が正式に発表された!
「iPhone 5s」噂通りデュアルLEDフラッシュを搭載し、カラーバリエーションもシルバー・ゴールド・スレートという3色展開となった。そしてホームボタンは期待通り指紋認証センサーが搭載された!
「iPhone 5s」のスペック・仕様
項目 | iPhone 5s |
---|---|
CPU | A7(64bit) M7(モーションコプロセッサー) |
カラー | シルバー スペースグレイ ゴールド |
ディスプレイ | 4インチ(1136 × 640) 326ppi |
外向きカメラ | 800万画素 f値2.2 Trune Toneフラッシュ パノラマ 連写モード |
内向きカメラ | 120万画素 720p対応 |
動画撮影 | 1080p 120fps 手ぶれ補正 撮影中の写真撮影 顔検知 スローモーション撮影 |
電池持ち | 通話:3Gで最大10時間 インターネット利用:3Gで最大8時間、LTE/Wi-Fiで最大10時間 連続待受時間:最大250時間 |
容量 | 16GB 32GB 64GB |
サイズ | 123.8 × 58.6 × 7.6mm |
重さ | 112g |
FaceTime | ◯ |
Siri | ◯ |
Touch ID | ◯ |
コネクター | Lightning |
スマホ市場初の64bitチップ「A7」を搭載!
公式ページにもある通り「iPhone 5s」は最新の技術を駆使して作られた、ハイテクノロジーデバイス。真っ先に紹介されたのは、核となる「A7」チップ。
64bitプロセッサーがスマートフォンに搭載されるのは「iPhone 5s」が世界初となる。
細かい技術的な話は分からないが、とにかく性能が大きく向上しているらしい。
どれぐらい性能が向上しているかというと、初代iPhoneに比べてグラフィック性能が実に56倍も高速に動作するとのこと。
「iOS 7」も64bitに対応しているため、アプリ側が64bitに対応さえしてくれれば動作可能。Apple純正アプリは既に64bit対応しているそうだ。
モーションコプロセッサー「M7」を搭載!
「A7」に加え、新たに紹介されたのがモーションコプロセッサー「M7」。
このプロセッサーは加速度・ジャイロスコープ・コンパスなど動作に関する情報の処理を専門に行い、ユーザーの動きを細く正確に取得することが可能。ヘルスケアやフィットネス系アプリの活用が期待される。
スペシャルイベントでは早速ナイキが「M7」を活用した「Nike+ move」を発表した。
指紋認証センサー「Touch ID」が搭載!
ホームボタンを押すだけで指紋を認証!
そして何よりも多くの人が期待していた指紋認証センサーはやはり「iPhone 5s」に搭載されることになった。
ホームボタンの下に埋め込まれている「Touch ID」センサーだが、なんとホームボタンを押すだけで認識するという極めてハイレベルな仕様になっている。従来の指紋認証センサーを搭載した某社のスマートフォンのようにスライドして認知させる必要はないのだ!押すだけ!これはかなり衝撃的だ!
押すだけで認証してくれるホームボタンにはこのような形で作りこまれている。ホームボタンの表面にはサファイヤクリスタルが採用され、ホームボタンを保護。ホームボタンの周りにあるリングがトグルとなり、その下にあるセンサーが認識するようだ。
App StoreやiTunes Storeのパスワード入力も今後不要に!
指紋認証を活用できるのはロック画面の解除だけではない!なんとApp StoreやiTunes Storeのパスワード入力の代わりとして利用できるのだ!便利過ぎる!
カメラ性能が大幅に向上!
デュアルLEDフラッシュは噂通り搭載されたが、カメラの性能は今回今までよりもさらに向上。レンズがf値2.2になり、センサーサイズが15%向上。
ホワイトバランスや露出度を調整できる他、15点のマルチオートフォーカスや色調や「ダイナミックローカルトーンマップ(Dynamic Local Tone Map)」の作成にも対応!
デュアルLEDフラッシュは明るさのためだけではなく、適切なカラーバランスを調整するために採用。特に人を撮影した時に力を発揮するようだ!
自動の手ブレ補正に加え、1秒間に10枚撮影できる連写機能も対応。
120fpsのスローモーション動画撮影に対応!
噂されていたスローモーション動画の撮影も対応!720pのHD動画を撮ることができる。1080p/60fpsの動画撮影ももちろん可能だ。
電池持ちも僅かながら改善!
これだけ新しい機能を搭載したことによって電池持ちが悪化しているのではないかという懸念点はあるが、驚くことに電池持ちはiPhone 5よりもさらに向上し、連続待受時間が225時間から250時間に伸びている。性能は向上しても電池持ちは犠牲になっていなかった!
iPhone 5は廃止、128GBモデルは登場せず
「iPhone 5c」と「iPhone 5s」が発表されたところで、今後のiPhoneラインアップが発表。現行の最新モデルであったiPhone 5は姿を消し、今回発表された2モデルに加え、iPhone 4sが引き続き無料モデルとして販売されるようだ。
NTTドコモの正式参入も決定したため、今後は国内3キャリアがすべて「iPhone 5s」「iPhone 5c」を取り扱うことになる。国内スマートフォン市場は戦国時代に突入だ!
(via The Verge)