「iPhone X」の電池容量は2,716mAh、RAMは3GBか
「iPhone X」に搭載されているバッテリーの電池容量は2,716mAh、RAMは3GBであることが中国の認証機関TENAAの登録情報から明らかになった。
For those who cares about #2, Tenaa just confirmed #iPhoneX comes with 3GB of RAM, reveals 2716mAh battery… pic.twitter.com/WCtvqg6e5j
— Steve H. (@OnLeaks) September 26, 2017
参考として、iFixitの分解レポートによると、iPhone 8の電池容量は1,821mAh、iPhone 8 Plusの電池容量は2,691mAhであることが明らかになっている。
衝撃の事実:iPhone 8 Plusよりも電池容量が多い
「iPhone X」はiPhone 8 Plusよりも電池容量が多い。それにも関わらず、電池持ちはiPhone 8 Plusの方が僅かに長い。
iPhone X | iPhone 8 Plus |
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有機ELディスプレイは省電力性が特徴となっていて、画面エリアを比較してもiPhone 8 Plusの方が「iPhone X」よりも2.6%大きい。
これらを考慮しても「iPhone X」の方が電池容量が多い分、電池持ちが長そうにも思えるが、なぜ短いのだろうか。
1番可能性が高いのは、「Face ID」を可能にするTrueDepthカメラだろうか。カメラの他、多数のセンサーを組み合わせて認証する仕組みであることから、「Touch ID」よりも消費電力が高そうだ。
光学手ブレ補正が2つのレンズどちらにも搭載されていることも関係しているかもしれない。光学手ブレ補正はレンズやイメージセンサを手ブレを打ち消すように移動させる仕組みとなっていることから、消費電力に多少なりともインパクトがあるのではないかと予想している。
理由はどうであれ、「iPhone X」はiPhone 8より少し大きい筐体にiPhone 8 Plus以上の電池容量を詰め込み、iPhone 8 Plusをわずかに下回る電池持ちが実現されている。すごいことだ。それは誰だって「iPhone 8/8 Plus」は見送って「iPhone X」を待ちたくなる。
(via MacRumors)