M2発表後も”コスパ最強Mac”はM1 MacBook Airに変わりない
「初心者におすすめのMac」を聞かれたら、やっぱりM1 MacBook Airと答えると思う

M2 MacBook Airは魅力的だ。改良された13.6インチディスプレイと薄型化したベゼル、フルHDのカメラ、4スピーカーサウンドシステム、MagSafeを搭載した新しい筐体に進化した。ファンレス設計は引き継がれ、従来と同じバッテリー駆動時間も実現されている。
見た目が好みであれば、迷わずM2 MacBook Airを選んだほうが良いだろう。しかし費用対効果を重要視するのであれば、あえてM1 MacBook Airを選ぶという選択肢はアリだ。
”圧倒的なコスパの良さ”が高く評価されているM1 MacBook Air
M1 MacBook Airの強みは、費用対効果の高さだ。
ハイエンドモデルを圧倒する性能に衝撃走る
同時に発表されたM1 MacBook Proと変わらないパフォーマンスをファンレスの筐体で長時間バッテリーを実現。Intel時代は「パフォーマンスを取るなら、MacBook AirよりMacBook Pro」という定説を覆し、「MacBook AirとMacBook Proのパフォーマンスにほぼ差なし」とした。
見た目は昔からあるMacBook Airだったが、M1チップを手に入れたことで性能が飛躍的に向上した。16インチ型MacBook Proの上位モデルを上回るベンチマークスコアを記録し、アプリがAppleシリコンMacに最適化されていない初期の頃でもRosetta 2上のCPUベンチマーク性能(シングルコア)はIntel Macを圧倒した。メモリ8GB・7コアGPUのM1 MacBook Airでもアプリはサクサク起動し、世の中に衝撃を与えた。
メディア、動画クリエイター、YouTuberなど各所より絶賛の嵐
見た目に新しさ皆無でも、メディアは高く評価した。米Engadgetは100点中94点、辛口評価で知られるThe Vergeは、「ウェブカメラの品質を見るまでは10段階中10の評価を与えるつもりだった」と語っている。
登録者数175万人を誇るYouTubeチャンネル「Hardware Canucks」は発売から9カ月後のレビューで「人生史上最も優れたコンピュター」と評価。国内動画クリエイターのイマムラケンタ氏は、購入後6カ月の動画で費用対効果の高さを絶賛。Final Cut Proであれば、動画編集をサクサクこなせることで、多くのYouTuberからも支持されている。
価格差は3万円。得られるパフォーマンスは必要か否か
各所より大絶賛されるパフォーマンスを、米国では999ドルから、国内では115,280円から購入できた点が高く評価されていた。現在は国内価格の改定に伴い、134,800円からとなっている。
一方でM2 MacBook Airは、最小構成でも164,800円から。M2チップの最大GPUコア数を選ぶ場合、価格は180,800円からとなる。
価格差は3万円以上だ。いくら見た目が好きでも、3万円の価格差は正当化しづらい。価格差を払ってでも手に入れたいパフォーマンスがあるのか、検討したほうが良いだろう。
M2チップを必要とする人は一部。M1チップでも十分過ぎる
M2チップは、M1チップと比べてCPU性能が18%高速化、GPU性能が35%高速化、ニューラルエンジン性能が40%高速化している。100GB/sのメモリ帯域幅を持つ最大24GBのユニファイドメモリが搭載可能になり、高性能メディアエンジンが多くの4Kまたは8KのProResビデオストリームの編集を可能にする。
性能向上は魅力的だが、日常的なタスクをこなす人にM2チップの性能は不要だ。海外メディアが絶賛し、動画クリエイターが作業をこなせると評価したマシーンに、ネットブラウジングやオフィスアプリの作業で性能不足を感じる可能性は低い。
Macの購入を検討している人におすすめするなら、やっぱりM1 MacBook Airだ。

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簡単にできる冷却パッド突っ込めばProと性能差なくなるしねぇ
M1 Airはいいぞ