AppleシリコンMac、Rosetta 2上のCPUベンチマーク性能(シングルコア)はIntel Macを圧倒
ネイティブアプリではなくても、8割弱のパフォーマンスが発揮できるポテンシャルがある
M1チップ搭載Macは、Appleシリコンに最適化されていないアプリでもIntelチップ搭載Macよりも快適に動作する可能性がある。
M1チップ搭載Macでネイティブに動作しないアプリ(ユニバーサルアプリ)は、「Rosetta 2」と呼ばれる仮想環境上で動作する。Geekbenchに投稿された、Rosetta 2を使用したCPUのベンチマークスコアによると、M1チップ搭載MacはシングルコアスコアにおいてIntelモデルのMacを超えている。
ユニバーサルアプリではなくてもIntel Mac以上のパフォーマンスが期待できる
検証用に使用されたデバイスは、MacBook Air。8GBのRAMを搭載しているが、CPUのクロック数は2.4GHzに設定されている。Rosetta 2で動作するアプリは、ユニバーサルアプリと比べて78〜79%のパフォーマンスになるとMacRumorsは指摘している。
シングルコアは「1313」、マルチコアスコアは「5888」。Intel製チップを搭載したMacBook Air(2020)のシングルコアスコアは「1138」、マルチコアスコアは「3072」。ネイティブに動作しないアプリでも、M1チップ搭載モデルへの買い替えでパフォーマンスが向上するポテンシャルを持つ。
シングルコアスコアは、27インチ型iMac(2020)の3.6GHz Core i9 10コアモデルよりも高い。
マルチコアスコアは、27インチ型iMac(2020)のCore i5 6コアモデルよりも高く、15インチ型MacBook Pro(2019)に迫るパフォーマンスを記録している。
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まだ実機で回ってないのに分かるとは…流石ですねw
macOS Big Surの話ですかね??
でも不具合だらけなのが残念
こりゃあ凄い!Intelどうすんだ?