14インチ/16インチMacBook Pro、10月末または11月上旬発売か
M1を上回る性能を持つ「M1X」チップを搭載するとの予測
14インチと16インチの新型MacBook Proは、10月末または11月上旬に発売される可能性がある。M1 iMac、M1 iPad Proの仕様を正確に予測した実績を持つ、iOSデベロッパーのDylan氏(@dylandkt)が明らかにした。
Macbook Pro 14 and 16 are definitely coming Q4 of 2021. Either late October or early November.
— Dylan (@dylandkt) 2021年6月17日
Dylan氏は、新型MacBook Proは、M1と比べてThunderboltチャンネル、CPUとGPUのコア数、消費電力の増加した「M1X」チップが搭載されると予測。MacBook Proだけではなく、新型Mac miniおよびiMacの上位モデルに搭載されるそうだ。
M1X is an extension of the M1 that will contain more thunderbolt channels, more cpu cores, more gpu cores, and greater power draw. The M1X will be featured in the Higher end Mac Mini, the Macbook Pro 14 and 16, and a higher end iMac.
— Dylan (@dylandkt) 2021年4月30日
M1Xチップは、10コアのCPU、16コア/32コアのGPUから構成されると噂されている。
ハイエンドMac、10〜11月頃に一斉刷新か
Dylan氏の予測が正しければ、Macラインアップのハイエンドモデルは10〜11月頃にAppleシリコンモデルへと一新する可能性がある。2年間かけて行われるAppleシリコン移行の中で、Intelモデルが残っているモデルは以下のとおり。
- 13インチMacBook Pro(4ポートモデル)
- 16インチMacBook Pro
- 27インチiMac
- Mac mini(4ポートモデル)
- Mac Pro
※Mac miniの4ポートはThunderbolt 3ポートのこと
M1 Macは昨年11月、 MacBook Air、MacBook Proの2ポートモデル、Mac miniの2ポートモデルがアップデート。同じ流れになるとすれば、「M1X」チップを搭載したMacが同時期に一斉発表されても不思議ではない。
新型MacBook Proは、フラットなデザインの採用、SDカードスロットとHDMIポート、充電用MagSafeの搭載、Touch Barの廃止などが特徴。電池持ちは最大30時間にもなり、価格は据え置きになると見られる。
新型Mac miniもフラットなデザインへ移行し、流出したCADデータによると、Thunderboltポートが4つ、USB-Aポートが2つ、EthernetとHDMIポートが1つずつ搭載される。
新型MacBook ProはWWDC 2021で発表が計画されていた形跡が発見されているが、実現されず。噂を信じて手元のマシーンを売却してしまったユーザーが話題になっていた。
Digitimesは、搭載されるミニLEDパネル不足が原因で、当初2021年第2四半期(4〜6月)に新型MacBook Proを生産開始する計画を、第3四半期に延期したと報道。BloombergのMark Gurman記者は、7月以降の登場を予測している。