アメリカ人、4割以上がモバイル端末のブラウザを使っていない
以前、iPhoneユーザーはWEBアプリをほとんどつかわないらしいというポストを書いたことがあるのだが、ブラウザを使うよりはアプリを利用してWEBを閲覧する人の方が圧倒的に多いようだが、実際にブラウザの利用率を調査会社のYouGovが調べた。
Their findings show that only 20% of Americans use the mobile web on a daily basis, 33% use it at least once a week, and a whopping 44% have never even bothered trying to visit something like Facebook. The UK is a little bit more advanced with 23% saying they use the mobile web daily, 34% weekly, and that 39% of people who have internet enabled mobile phones have actually tried it out.
(via Intomobile)
調査対象は18歳以上のイギリス人2,296名、アメリカ人2,079名となっていて、アメリカ人は毎日ブラウザアプリを起動してブラウジングする人は20%のみ、最低でも週に一回使う人は33%しかいないそうだ。そして、衝撃的なことにそもそもアクセスしないという人が44%もいる。
ただ、これは悲観するべき結果ではなく、前年では毎日モバイル上でブラウジングする人が17%しかいなかったことので、前年に比べて伸びていることは確か。とは言え、5人に1人しかブラウザを立ち上げないという結果は驚きだ。
もしこの調査を日本人限定で実施したらまた違う結果が出てくるかもしれない。というのも、日本人のインターネットに対する入り口の多くはガラケーなので、PC上のサービスに対するリテラシーの平均値は欧米諸国に比べて低いだろう。よって、今までPC上で提供されていたサービスをそのままモバイル上で使いたい欧米諸国に対し、特定のサービスというよりはGoogle任せである日本人では、結果的にモバイル端末上でブラウザを起動することの方が多くなるだろう。最初からPCでインターネットを使用するのが当たり前だった欧米諸国にとって目的別に使用すべきツールがある程度決まっているので、ブラウザで調べるよりも該当するアプリを起動するほうが自然であり、効率的なのではないかと考えている。