ソフトバンク、新料金プラン「LINEMO」を提供開始

申し込み殺到でエラー発生中との報告　時間をあけてから申し込みしたほうが良さそう

ソフトバンクは3月17日、新料金プラン「LINEMO」の提供を開始した。

LINEMOの魅力、契約前に注意するべきこと

LINEMOの特徴や強み

LINEMOは、データ容量20GBとLINEデータ使い放題が特徴の、4G/5G共通オンライン専用新ブランド。データ容量を超過した場合でも、最大1Mbpsの速度で利用出来る。eSIMもサポートしており、iPhone 12シリーズなど対応機種であれば、物理SIMカードを使わずに設定のみで通信が開始できる。

テザリング、国際ローミング、フィルタリング、緊急通報メール、災害用伝言板はすべてサポート。また契約事務手数料、SIM交換および再発行、MNP転出手数料、契約解除料はいずれも無料化されている。

LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話をデータ使用量としてカウントしない「LINEがギガノーカウント」の対象。一部サービスは技術的要因により対象外となっているが、基本的な機能はデータ容量を消費せず利用できるだろう。通信回線は「ソフトバンクの回線をそのまま利用」と説明しており、ソフトバンク同等の通信品質が得られると見られる。

月額240円で提供していたLINEスタンプのサブスク「LINEスタンププレミアム」のベーシックコースを今夏、無料で提供する。

契約にあたって、注意するべき点もある。

LINEMOで利用できなくなるサービスもある

LINEMOへの移行により月額料金が安くなる可能性はあるが、契約する上で注意するべき点が多数ある。

例えば端末はSIMロック解除済みが条件となっており、契約は18歳以上の個人、支払い方法はクレジットカードに限定される。キャリア決済やまとめて支払いは利用できず、事前に利用していないか確認したほう良いだろう。意外と便利なソフトバンクWi-Fiスポットなどのオプションサービスも対象外となっており、利用できなくなる。

Apple Watchのセルラーモデルは、セルラー通信が利用できなくなる。「Softbank 光」や「おうちでんき」の利用者割引は、適用されない。データシェアも対応予定はないと説明されている。

LINEMOはシンプルさを追求しているため、細々としたオプションなどがない料金サービスになっている。事前に公式サイト上のよくある質問は一通り目を通すことを強くおすすめする。