LG、モバイル事業から撤退 終了後もOSはアップデートへ
リソースをスマートホーム、人工知能、コネクテッドデバイスに割くと発表
LG電子は4月5日、モバイル事業の終了を正式発表した。同社はスマホからの撤退を「戦略的決定」と表現。今後は電気自動車用コンポーネント、コネクテッドデバイス、スマートホーム、ロボット工学、人工知能(AI)、B2Bソリューション、プラットフォーム、サービスにリソースを割くとしている。
Android 11とAndroid 12のアップデートは提供へ
LGは撤退後も、同社モバイル端末を利用するユーザー向けに一定期間、サポートおよびソフトウェアアップデートを提供する。国や地域によって提供期間は異なるが、LG Japanによると、国内ではサービスセンターを運営し、通信キャリアによる窓口も継続する予定だという。
またOSのアップデートは、対象モデルに提供する。Android 11は選ばれたモデルを対象に進行中であり、Android 12も同基準で提供する予定。ただしOSアップグレード計画は、「Googleからの配布日程および製品性能、製品安定化水準により調整の可能性がある」と忠告している。
セキュリティーSWアップデートや品質安定化アップデートは今後も提供するが、LGのアプリやサービスは一部終了する。詳細は「弊社モバイル事業終了に関しまして 重要なお知らせ」を参考にしてもらいたい。
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