【レビュー】「Soundpeats A1」は5,000円以下とは思えない、コスパの高い初心者向けワイヤレスヘッドホン
「iPhone 6 Plus」にして以来、ポケットから取り出す行為が面倒になりヘッドフォンはワイヤレスでなければ使えない体質になってしまった。とにかくよくコードに絡むのも鬱陶しかった。そういう体質だったのかもしれない。
Apple Watchを手にしてからはワイヤレスヘッドフォンが欠かせない存在に。グランスを活用して操作できるのはかなり快適だ。
ただ、ワイヤレスヘッドフォンは決して安くない。安ものもあるかもしれないが、音質を極端に妥協するのは好ましくない。以前紹介した「Meelectronics Air-Fi Runaway」でも約7,000円、「Jabra Move Wireless」でも8,000円以上してしまう。
今回紹介するワイヤレスヘッドフォンはなんと5,000円以下で販売されている「Soundpeats A1」。僕が運動用イヤフォンとして愛用している「SoundPEATS QY7」と同じメーカーだ。
まさに初心者にピッタリとも言える、コストパフォーマンス抜群のワイヤレスヘッドフォンを1台ご提供頂いたので、紹介する!
価格相応のクオリティ!手が出しやすい価格が魅力
冒頭でも紹介した通り、「Soundpeats A1」は5,000円以下で購入できるワイヤレスヘッドフォン。よって、高級感溢れるパッケージなどは期待してはいけない。至って普通のダンボール箱だ。

中には「Soundpeats A1」本体の他、充電用Micro USBケーブルと有線ケーブルが含まれている。

第一印象としては価格相応のデザインであるということ。特に高級感もなく、底面には必要以上にボタンが多い。逆に、すべてのボタンが左右のイヤパッドの下に集約されていることから複雑な操作を覚える必要がなく、ボタンの配置さえ分かれば何も見ずに操作できるというのは魅力かもしれない。

右のイヤパッドには電源ボタンと音量ボタン、充電用端子と有線端子が用意されている。

もう片方を上げるとMicro USB端子が出てくる。充電しながら同時に有線ケーブルで音楽を楽しむ、という使い方もできないことはないが、ケーブル同士が非常に窮屈になる。

左のイヤパッドには再生・停止ボタンと曲飛ばし・曲戻しボタンが用意されている。一般的にはこれらのボタンと電源ボタンを1つのボタンにまとめることが多いイメージがあるが、「Soundpeats A1」の場合はそれぞれが独立したボタンとして用意されている。

ボタンの左側にはマイクが用意されている。マイクをあえてここまで明確に見せるのも斬新だ。わざわざピクトグラムまで用意されている。

「Soundpeats A1」はオーバーイヤー型のヘッドフォン。つまり、耳がイヤピースの中に入り覆われるような作りになっている。イヤピースそのものの付け心地は非常に良好で、長時間つけていても疲れない。締め付けもほとんどないので耳の裏が痛くなることも無さそうだ。また、耳全体が覆われるため、デジタルなノイズキャンセリング機能はないものの外の音をシャットアウトしてくれることも嬉しい。

少しこもり気味の音質だが、バランスはそこそこ良い
音質に関しては個人差があるので一意見として参考にしてもらえれば幸い。
僕が「Soundpeats A1」を使ってみて感じたのは全体的に音が少しこもっているということ。ただ、それよりも5,000円という価格にしては音のバランスが非常に良いということには驚いた。低音が必要以上に強調されているということもなく、長時間聴いていても疲れない。「R.Y.U.S.E.I.」を連続再生していても疲れないぞ!
気になることがあるとすれば見た目がいかにもヘッドフォンであるということ。Beatsのようなオシャレさはなく、ボタンもむき出しでデザインも特に考えられている様子はないが、「そんなことはどうでもいい」と割り切れる人にとっては検討してみてもいいかもしれない。
「Soundpeats A1」は音楽と向き合うような心持ちで使用するものではないが、どのような音楽を流しても楽しめるようなオールラウンダータイプのワイヤレスヘッドフォン。価格も5,000円以下と手を出しやすく、初めてワイヤレスヘッドフォンを買おうとしている人にとってはオススメ!
以下、チェックしてみるべし!
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