Twitter、認証バッジの維持に課金を検討中。月額19.99ドルの有料サブスクへ組み込みか

Twitterが、認証済みバッジの維持を有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」に組み込む可能性がある。Twitter Blueは月額4.99ドルだが、The Vergeによると、認証済みバッジを取得したユーザーは新しい月額19.99ドルのプランへの加入が必須になる。新プラン提供後、90日以内に加入しなければ認証済みバッジを失うという。

イーロン・マスク氏は今月27日、Twitterの買収を完了。その日のうちにCEOやCFOを含む元幹部を解雇し、11月の第1週には従業員を対象とした大規模解雇を実行する予定だ。

Twitter Blueの新プラン作成の取り掛かっている従業員も首の皮一枚繋がった状態だ。機能の完成締め切りを11月7日に設定されており、間に合わなければ解雇という過酷な条件を突きつけられている。

イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから1週間も経っていないが、すでにサービスの改革が進められている。Twitterにログインしていないユーザーに表示される画面は、アカウント登録画面ではなく「話題を検索」ページになるように変更された。認証済みバッジの検証プロセスも進められている。

The whole verification process is being revamped right now

— Elon Musk (@elonmusk) 2022年10月30日

Twitter Blueは日本国内では提供されておらず、認証バッジユーザーへの影響は不明。バッジの維持に年間約240ドルが見合うか、今のうちに考えておいたほうが良いだろう。