Appleの担当広告代理店、クライアントにTwitterへの出稿停止を奨励
Appleも今後、Twitter広告を取り下げる可能性は考えられる
大手広告代理店Omnicom Media Groupが、Appleを含む大手ブランドなどの自社クライアントにTwitterへの広告出稿を見合わせるよう奨励していることがわかった。The Vergeが入手した内部メモによると、Twitterの直近数日間の動きは「深刻な影響を及ぼす恐れがある」としている。
大規模な解雇の実施、上級役員の退職、なりすましの増加をリスクとして指摘しており、「ブランドの安全性は多くが許容できないレベルに達した」と警告。Omnicomは、「プラットフォームにおける準拠プロセス、オペレーション、製品、ブランドの安全性、クライアントへの投資への影響を与えないことを保証するよう正式に要請した」としている。これらの分野を取り仕切る人材が欠けているため、保証は得られなかったと説明している。
広告主が次々と出稿を見合わせ。イーロン・マスク自身に問題も
Twitterの混乱に警戒を示し、多くの広告主が手を引いている。大手広告代理店のIPGは11月1日、同社クライアントに出稿停止を奨励。Volkswagen、General Motors、General Millsなどの大手企業は出稿を見合わせている。
イーロン・マスク氏は、Twitterは「破産もあり得る」と従業員に警告。従業員の半数を解雇し、リモートワークを完全廃止した上で週80時間労働に備えるように通達。飲料無料などの福利厚生をへらす方針も明らかに、コストカットに務めている。
キャッシュフローを改善する施策として月額7.99ドルに値上げしたTwitter Blueを提供開始したが、なりすましを始めとした問題は山積み。広告を主要収益源としている以上、広告主の出稿停止は強い向かい風となってTwitterの経営状態を揺るがす。
広告主が懸念するのはTwitterの安全性だけではない。イーロン・マスク氏の行動や発言にも警戒を示している。
Twitterは現在、マスク氏によるワンマン経営状態。売上の大幅な低下を「活動家グループが広告主に圧力をかけている」と指摘。状況が続けば「広告主を晒す」と脅している。自らの発言で、Twitterに広告を出稿する可能性のある企業を遠ざけている。
マスク氏にとって広告主は必要だが、広告主はマスク氏もTwitterも必須ではない。Twitterへの広告出稿はテレビと似ており、ブランドの安全性を重要視する。マスク氏は「Twitterオーナーとしての自分」と「Twitterユーザーとしての自分」を分けられるべきと主張するが、広告主からは同意が得られていない。
買収前から過激な発言や批判、陰謀論の拡散など問題行動が多いマスク氏。広告主を呼び戻したいのであれば、発言や行動で示す必要がありそうだ。
機械的だろうが人間だろうが完全に中立というのは無理だろう。
しかしあの偏り具合で人間がやってたって言われたら世論操作の類と思われても仕方ないレベル。
Twitterに限らずPV(≒広告費)欲しさに男女や世代間、職種やステータス(よく見るのはタワマン)など対立を煽るような記事ばかりキュレーションして社会の分断を加速させてるメディアは恥を知った方がいいと思う。
まず大前提として、コンテンツモデレーションは、コンテンツをモデレートするので、言葉のとおり人為的にニュースが選定されているものなのですよね。ただTwitterはかつて、ニュース欄を完全に自動化していた時代があった。それが終了し、手動でモデレートするニュースに切り替わった。でもそれの変化を明確に伝えてこなかったからこそ、「え?人が選んでるやつなの?偏見ありまくりじゃん」ということになったみたいですね。
このITMediaの記事がとても参考になったので、もしご覧になられていなかったら目を通してみてくださいませ!僕も知らないことがいっぱいありましたw
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/07/news167.html?fbclid=IwAR0MxMWCCPsuRayUYHQjW-go11l3-See9hLDAEW3NmtdifCOp7iaCoLSFSo
マスク氏が来てから、マスク氏の宣言通り、日本のTwitter社が選んだニュースを掲載してたのが一掃されましたね。個人的に以前から世論誘導的な極端な偏りと非表示にもできない状態が気になってたからグッジョブだとは思うけど、コロコロ変わる不安定さは信用問題にも関わるのでどうにかして欲しいですね。