Twitterの公式ラベル、復活。旧認証バッジは数カ月以内に廃止へ
青いチェックマークが担っていた「アカウントが本物であることをユーザーに知らせる」機能を引き継ぐ
Twitterが11月11日、公式ラベルを復活させた。今後は青いチェックマーク(認証済みバッジ)が担っていた、「世間一般の関心を引くアカウントが本物であることをユーザーに知らせる」役割を担う。
認証済みバッジは従来のような権威性がなくなり、新しいTwitter Blueに加入すれば誰でも取得可能になった。青いチェックマークは、”公式認証の証”と”お金で買える飾り”が共存しており、案の定、フェイクアカウントが乱立。有名ブランドやキャラクターの公式アカウント、人気メディアの編集長なりすましが次々と登場している。
公式ラベルは政府や商業団体のアカウントを優先的に付与している。有名人などの個人アカウントは反映されていない。国内では、Apple、Google、ドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの主要企業は公式マークが付与されている。一方でHIKAKIN、渡辺直美、前澤友作など国内トップ級のフォロワー数を持つ個人アカウントには付与されていない。
なりすましが判明した場合、”警告なしの一発レッドカード”
イーロン・マスク氏は6日、”パロディ”を明示せずになりすましを行うアカウントはアカウントを警告なしに永久的に停止すると発表。11日には、”パロディ”アカウントはプロフィールだけではなくプロフィール名に明記する必要があると指摘しており、「要は人を騙すのはダメだ」としている。
Previously, we issued a warning before suspension, but now that we are rolling out widespread verification, there will be no warning.
This will be clearly identified as a condition for signing up to Twitter Blue.
— Elon Musk (@elonmusk) 2022年11月6日
To be more precise, accounts doing parody impersonations. Basically, tricking people is not ok.
— Elon Musk (@elonmusk) 2022年11月11日
また旧認証済みバッジについて、マスク氏は今後数カ月以内に廃止する方針を明らかにしている。
Gdgd