Twitterのサードパーティアプリにログインできない問題、継続中。”締め出し”なのか

広告収益に貢献しないサードパーティアプリを締め出しか

Twitterの意図は不明だが、公式アプリが認証エラーで接続できなかったとしたら、土日関係なく対応を急ぐはずだ。イーロン・マスク氏はブックマークボタンの移動、投稿写真がクロップされる不具合の修正などを来週中に行うと言及しているが、サードパーティアプリには触れていない。

Twitterは意図的にサードパーティアプリを締め出している恐れがある。公式アプリやウェブで大量に表示される広告が表示されないため、収益性の改善を目論むマスク氏にとってサードパーティアプリは”邪魔者”。公式アプリ以外の選択肢を排除する動きにも見える。

マスク氏が就任する以前より、Twitterの公式アプリを贔屓する傾向はあった。しかしTwitterは「なぜ多くの人がサードパーティアプリを使いたがるのか」を全く理解する努力をしていない。イーロン・マスク氏は、「Twitterの理想」「目指すべき姿」として日本のTwitterを称賛したが、サードパーティアプリの締め出しは、日本のTwitterが喜ばない決断だ。Twitter Blueで月額980円払っても、表示される広告数が半分にしかならないことも物議を醸している。

イーロン・マスク氏へ

サードパーティ製のクライアントを締め出すんじゃなくて「何故そこまでしてツイ廃がサードパーティ製のクライアントを愛用するのか」の分析をして分析結果を公式クライアントに反映させてください

日本のツイ廃より

— 秋谷 (@aki8_blue) 2023年1月13日

Instagramは、ユーザーの求めていないアルゴリズム重視のニュースフィード、必要以上にリールを重視した”TikTok化”、リコメンド投稿の割合増加、をアプリに反映。最近は発見やプロフィールタブに広告を増やす方針を明らかにしている。とにかく金、金、金。”金の猛者TikTokパクリアプリ”に成り下がった。アーメン。

Twitterも同じ地獄への道を突き進む可能性がある。長々と書いたが、単なる不具合であってほしいと切に願う。