Twitter、リツイートとDMを1つのボタンに統合する新しいUIをテスト中
Twitterがまたしても良く分からないUIをテストしている。
TechCrunchによると、TwitterはiOS公式アプリにおいて従来の矢印アイコンから吹き出しアイコンに変更されたリプライボタンや、リツイートとDMを1つのボタンに統合した新しい「共有」アイコンをテストしていることが明らかになった!
親しみのある「シェア」を「リツイート」と置き換え
実際、新UIは従来のUIとどのように異なるのだろうか。
まず、こちらが従来のUI。左側のアイコンから「リプライ」「リツイート」「いいね」「メッセージ」と並んでいる。
現在テストされている新しいUIはこちら。アイコンは4つから3つに絞られ、左から「リプライ」「共有」「お気に入り」となっている。
新しくなった共有ボタンには以下のボタンが統合されている。元の言語はドイツ語。
上記UIはテストユーザーとして選ばれたごく一部の人のiOS公式アプリで反映されているもの。大多数の人は従来のUIのままになっている。
Twitterは新しいUIをテストしていることをTechCrunchに認め、広報担当によると、「新しいアイコンがユーザーのTwitterの使い方にどのような影響を及ぼすのかをテストしている」と伝えている。
では、なぜTwitterはこのような新しいUIをテストしているのだろうか。
独自のアイコンから一般的に知られているアイコンへ
一説によると一般的に分かりやすいアイコンを採用したいのではないか、と言われている。
既に長年Twitterを使っている人はリプライが左に折れ曲がる矢印のアイコンでリツイートは矢印がループしているようなアイコンであるということはよく分かっている。ただ、初めてTwitterを開いた人にとっては分かりにくい、という意見もある。
2015年11月、Twitterは星型アイコンの「ふぁぼ」をハート型アイコンの「いいね」に変更した。これも同様に親しみのあるアイコンに変更したことによって、他のサービスで使い慣れた機能と同じであることを初心者に伝えるには効果的だったのではないだろうか。
リプライのアイコンを吹き出しアイコンに変更したことも同じような理由だと考えられる。メッセージは共有ボタンの中に追いやられてしまったが、TwitterはDMに関しては以前から噂されている別アプリのリリースを来年以降計画しているのかもしれない。
何はともあれ、この新しいUIはまだテスト段階。僕に言わせるとリストを多用する僕としてはそもそもTwitter公式アプリは見づらい、分かりづらい、使いづらいの3連コンボをキメているので、引き続き「Tweetbot 4」にお世話になりたいと思う!