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Apple Watch Series 2 ステンレススチールケース レビュー

ようやく"使える" ーー 初代Apple Watchの本来あるべき姿

Apple Watchはそもそも便利なの?

Apple Watch Series 2 Review

「Apple Watch Series 2」そのものに関しては以上。最新モデルを買うべきか否かに入る前に、そもそもApple Watchそのものはどうなのか、という多くの人が抱いているであろう疑問について答えておく。初代モデルを購入した後に書いたレビュー記事も参考になると思うので、併せてどうぞ!

通知は便利

Apple Watchが最も便利だと思う理由の1つは手首で指定したアプリの通知を確認することができるということ。時と場合によっては失礼な身振りとなってしまうため状況を弁える必要があるが、iPhoneをポケットから取り出さずにメールやツイートを手軽に確認できるのは便利だ。

バンドの交換は簡単だが、なんだかんだでスポーツバンドを常用

先程も書いたが、なんだかんだでスポーツバンドを常用してしまっている自分がいる。ブラックモデルはどのような服でも浮くことがないので、安心して付けていられる。

何よりもスポーツバンドの付け心地がとても良い。MacBook Proのパームレストに手首を置いても傷つけることがないのは素晴らしい。

次の予定が一目で分かる便利さ

コンプリケーション(文字盤上に表示できる情報のこと)の設定次第だが、僕はカレンダー情報が画面下に表示されるようにしているため、次の予定が一目で分かる

特に重宝しているのは電車の乗車時間。僕は必ず「Yahoo!乗換案内」が乗る電車を調べてからカレンダーに登録しているのだが、その乗車時刻が掲載されるので乗り遅れを防げる。

音楽プレイヤーの操作が手首からできる

watchOS 3」になってから表示するまでのタップ数が増えてしまったが、Apple Watchから再生中の音楽を操作できるのは便利だ。

トレーニング中はもちろんのこと、ワイヤレススピーカーから音楽を再生している時にiPhoneは部屋の一箇所で充電中でポケットにない場合、手首から曲を飛ばしたり音量を下げたりすることができるのは良い。僕自身、過去に何度もイベントの音響で役に立っている。

使えるアプリは相変わらず皆無、操作も改善の余地あり

良いことが多いApple Watchだが、やはり不便だと感じる点もまだまだある。

役に立つサードパーティアプリがまるでない。必要かどうかは別としてAppleのプラットフォームの魅力は様々なアプリから選ぶことができることだと思うので、今後に期待したい。

なお、OSがアップデートされ性能が向上したチップが搭載され、アプリの起動も素早くなったが、基本的には接続しているiPhoneと通信することには変わりなく、情報の更新には時間が掛かる。将来的にはLTE通信対応モデルが登場するとされているので、チップ性能の向上と合わせて通信方式の変更に期待したい。

画面の点灯は相変わらずダメ!せめて時間は常時確認可能にして欲しい

Apple Watchはフィットネスバンドではなく、スマートウォッチのはず。正確な時間を表示できることも魅力の1つだが、画面が点灯しないことがあまりにも多すぎる。画面が明るくなりより屋外でも見やすくなったはずだが、そもそも点灯しなければ意味がない。

手首を上げると画面が点灯する機能はとても便利で格好良いので、せめて時間をいつでも確認できる電池消費の少ない技術を採用してもらいたいところ。

Apple Watchは買うべきなのか?!

Apple Watch Series 2 Gori

最後にまとめ。「Apple Watch 2」は「買い」なのか。

結論から言うと、今のApple Watchであれば買っても良いと思っている。今回僕が購入したのは50メートルやGPSに対応している約5.5万円もする高価なモデルだが、僕のように買ってみたものの50メートル防水もGPSも使わないというのが予め分かっているのであれば「Series 2」と同時に発表された「Series 1」でも良いかもしれない。

詳しい比較は下記記事を参考にどうぞ!

「Apple Watch Series 2」は本来、初代Apple Watchがあるべき姿だ。革新的な新機能は搭載されていないが、Apple Watchそのものにストレスを感じる機会が格段に減った。

macOS Sierra」との組み合わせで利用できる「オートログイン」機能も便利で、10月中にはFeliCa関連機能が利用可能になる。これらに慣れるとApple Watch無しの生活には戻れなくなるだろう。気付いたら生活の中に入り込んでいるのだ。

僕は初代モデルの時点でアクティビティリングを埋めることに必死になり健康的になった。「そろそろ立つ時間ですよ」と言われれば立つし、内心バカにしていた「呼吸」機能で深呼吸をするよう通知が来るとついついやってしまう。結果的に仕事の調子も良くなり集中力も回復するのだから、Apple Watchには本当にお世話になっている。

ようやく”使える”デバイスになった「Apple Watch」。運動をバリバリしたい人は「Series 2」を、それほど運動には興味がないがApple Watchに興味があるという人は「Series 1」を検討するべし!

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特集
公開情報
更新日2019年05月28日
執筆者g.O.R.i
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