ロスレス版Apple Music、発表間近か Androidアプリから発見
使用コーデックはALAC、最高音質設定は24-bit/192kHzのハイレゾ無圧縮音源

Apple Musicが、近日中にロスレスオーディオに対応する可能性がある。9to5Googleによると、Android向けApple Musicアプリのベータ版(3.6.0 Beta)のAPKには高音質オーディオストリーミング機能の実装を示唆する記述を多数存在するという。
Android版は「ロスレス」と「ハイレゾ・ロスレス」が存在
ロスレス音源は「ロスレス」と「ハイレゾ・ロスレス」の2種類が用意されている。ロスレスは24-bit/48kHz、ハイレゾ・ロスレスは24-bit/192kHzと分類。いずれも使用するコーデックはALAC(Apple Lossless Audio Codec)だ。
ALACは、Apple独自規格として発表されたが2011年にオープンソース化。ハイレゾ音源をサポートする音楽ストリーミングサービスでも利用されているが、Apple Musicでは現状、利用できない。
ロスレス音源について、「ロスレスオーディオはオリジナル音源のディテールをすべて保持するため、使用されるデータ容量が飛躍的に増える」「デバイス上で飛躍的に多くのストレージ容量を使用する」などと説明。ストレージが10GBある場合、保存できる楽曲数は、高音質で3,000曲、ロスレスで1,000曲、ハイレゾ・ロスレスで200曲と説明している。
またロスレス音源使用時におけるデータ通信量も解説。3分の楽曲の場合、高効率で1.5MB、高音質(256kbps)で6MB、ロスレス(24-bit/48kHz)で36MB、ハイレゾ・ロスレス(24-bit/192kHz)で145MBになるそうだ。
| 音質 | 保存できる楽曲数(10GB) | データ通信量(3分の楽曲) |
|---|---|---|
| 高効率 | – | 1.5MB |
| 高音質 | 3,000曲 | 6MB |
| ロスレス 24-bit/48kHz |
1,000曲 | 36MB |
| ハイレゾ・ロスレス 24-bit/192kHz |
200曲 | 145MB |
iOSのベータ版からもサポートを示唆する情報が発見
ロスレスオーディオへの対応は、「iOS 14.6 Beta 2」内のミュージックアプリからも発見されている。「Dolby Atmos」「Dolby Audio」「Lossless」などのコードがで確認されていたが、最新ベータ版の「iOS 14.6 Beta 3」では消されている。
AndroidアプリはDolbyサポートの記述はないが、iOSアプリには「ロスレス」と「ハイレゾ・ロスレス」の存在は報告されていない。
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