Apple Music、有料課金ユーザー数は650万人以上
一部では21%ものユーザーが自動更新をオフににしたと報じられていた「Apple Music」。無料トライアル期間終了後、そのまま継続して利用した人は一体どの程度いたのだろうか。
本日、WSJ.D LIVEにてTim Cook氏は「Apple Music」で有料課金登録している人が650万人以上いることを明らかにした!
「Apple Music」を利用している人は1,500万人以上
「Apple Music」は6月末にサービスが開始され、9月末に3ヶ月間の無料トライアル期間が終了した。Cook氏によると、有料課金ユーザーは650万人以上、無料トライアル期間中のユーザーは830万人以上であると公表。現時点で「Apple Music」を利用している合計ユーザー数は1,500万人以上であることを明らかにした。
海外で多くのユーザー数を抱える音楽ストリーミングサービスと言えば「Spotify」。今年6月にはSpotifyの有料会員数は2,000万人、無料会員数は5,500万人いると発表されている。サービスが開始されてから経った4ヶ月目であると考えるとそこそこ健闘していると言えるかもしれない。
ただし、「Apple Music」には改善するべきところが山ほどある。何よりもUIがApple純正アプリであると思えないほど分かりづらい。バグも多く、邦楽はほとんど網羅できていない。僕は自動更新を止め、「AWA」を併用しつつ、「Apple Music」を無効化した状態でミュージックアプリをこれまで通り使用している。
今回公表された「Apple Music」のユーザー数は全世界を対象としたもの。個人的には日本国内ではあまり普及していないような印象を受ける。
iPodとiTunes Music Storeでデジタルミュージックの在り方を変えたApple。今後改善を続け、より良いサービスになることを期待したい。
(via Re/code)