Apple、2023年度第1四半期の決算を発表。約4年ぶりの減収減益
昨年同期比で売上高は5%減、純利益は13%減。iPhone↓ / Mac↓ / iPad ↑ / ウェアラブル ↓
Appleは1月28日、2023年第1四半期(2022年10月〜12月期)の決算を発表した。売上高は1,171億ドル、純利益は299億ドル。昨年同期比で売上高は5%減、純利益は13%減となり、約4年ぶりとなる減収減益を報告した。
iPhone、Mac、ウェアラブルなどのジャンル別に見ても大きく落としており、地域別でも3〜7%の減少が見られる。iPhoneは新型コロナウイルスによる行動制限の影響でホリデーシーズンは入荷待ちの状態となり、出荷台数に響いた。Macは新製品の投入がなかったことが起因していると見られる。
一方でiPadおよびサービスは昨年同期比で成長。アクティブデバイスが20億台を突破したと報告している。
AppleはCNBCの取材に対し、コストや雇用の削減について極めて慎重な立場を取っていると説明。社内の一部では採用を一切行っていないことを明かしている。なおAppleはレイオフを未だに実施していない。
各種数値は以下にまとめた。参考にしてもらいたい。なおカッコ内は全て前年同期比となっている。
2023年第1四半期(2022年10月〜12月期)の業績内容
全体の売上高・利益・各デバイスの売上高
売上高 | 1,171億5,700万ドル(5%減) |
純利益 | 299億9,800万ドル(13%減) |
iPhone | 657億7,500万ドル(29%減) |
Mac | 77億3,500万ドル(8%減) |
iPad | 93億9,600万ドル(29%増) |
ウェアラブル、ホーム、アクセサリー | 134億8,200万ドル(8%減) |
サービス | 207億6,600万ドル(6%増) |
地域別売上高
アメリカ | 492億7,800万ドル(4%減) |
ヨーロッパ | 275億8,100万ドル(7%減) |
中国 | 239億0,500万ドル(7%減) |
日本 | 67億5,500万ドル(5%減) |
アジア太平洋地域 | 93億3,500万ドル(3%減) |
詳細はプレスリリース(全文英語)からどうぞ!
もっと読む
2022.10.28
2022.07.29
2022.01.28
2021.10.29
2021.07.28
2021.01.28
2020.10.30
2019.05.01
関連キーワード
これでアップルがオワコンだったら日本の企業すべてオワコン扱いだろw
アップルの心配より自分の心配した方がいいぞ
昨年にFRBが利上げを行い、業績が悪化したGoogle、Amazon、Metaは大規模な人員削減(レイオフ)を行ったが抑えきれず、それぞれ33%、98%、54%と大幅な減益。
AppleはGAFAで唯一レイオフを回避し、かつ利上げという不可抗力に対して減益を13%まで抑えた。
とてもオワコンの企業にできるようなことではない。
えっ、「4年ぶりの減収減益」で「Appleオワコン」になるんですか!w
ついにAppleもオワコンか