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Apple、2022年度第4四半期(2022年7月〜9月期)の決算を発表

日本の売上は落ちているように見えるが、為替レートの関係で実際は伸びている可能性すらある

Apple Shibuya Before opening

Appleは現地時間10月29日、2022年度第4四半期(2022年7月〜9月期)の決算を発表した。売上高は901億ドル、純利益は207億ドル。昨年同時期比で売上高は10%増、純利益は1%増。世界情勢に屈せず売上高、純利益ともに右肩上がりの成長を記録した。

昨年から変化の乏しさを指摘されているiPhone 14シリーズを含むiPhoneは好調。前年同期比で10%増だった。さらに大きく伸ばしたのはMacで、前年から25%増。ウェアラブルやサービスなども順調に伸ばしている傍ら、iPadは12%減で着地。新製品の投入遅れに加え、新製品のインパクト不足により、今後も状況改善は期待しづらいだろう。

日本は前年同期比5%減とされているが、昨年と今年の為替状況は異なっている。算出時のレートを踏まえると、厳密には昨年同期比で減少しているとは考えづらく、横ばいまたはやや伸びていると読み取れる。

各種数値は以下にまとめた。カッコ内は全て前年同期比となっている。

2022年度第4四半期(2022年7月〜9月期)の業績内容

売上高・利益・各デバイスの売上高

売上高 901億4,600万ドル(10%増
純利益 207億2,100万ドル(1%増
1株利益 1.29ドル
iPhone 426億2,600万ドル(10%増
Mac 115億0,800万ドル(25%増
iPad 72億2,400万ドル(12%減
ウェアラブル、ホーム、アクセサリー 96億5,000万ドル(10%増
サービス 191億8,800万ドル(5%増

地域別売上高

アメリカ 398億8,800万ドル(8%増
ヨーロッパ 227億9,500万ドル(12%増
中国 154億7,000万ドル(6%増
日本 57億ドル(5%減
アジア太平洋地域 63億7,300万ドル(22%増

詳細はプレスリリースを参考にしてもらいたい。

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公開情報
更新日2022年10月31日
執筆者g.O.R.i
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