Apple、2021年度第1四半期の決算を発表 売上高1,100億ドル突破
iPhoneのアクティブ端末数、インストールベースで10億台を突破
Appleは1月28日、2021年度第1四半期(2020年10月〜12月期)の決算を発表した。売上高は1,114億ドル、純利益は287億ドルを突破。Appleとして過去最高の売上高を更新した。
iPhone 12シリーズが大成功を収め、昨年同期比で売上は17%増。Tim Cook氏によると、Androidからの乗り換え、および旧iPhoneからの買い替えは今までで最も多かったという。
MacやiPadは、全世界的な外出自粛が追い風となり、24%増と17%増を記録している。いずれも売上規模は85億ドル前後になっており、iPadの劇的な成長が伺える。FaceTime通話の使用回数も記録を更新したそうだが、具体的な数は公表されなかった。
ウェアラブル、ホーム、アクセサリー部門は過去最高の売上高を更新。売上は昨年同期比29%で129億ドルを記録した。サービスも過去最高値となる157億ドルとなり、昨年同期比で23%の成長を見せた。
各種数値は以下にまとめた。参考にしてもらいたい。なおカッコ内は全て前年同期比となっている。
2021年度第1四半期(2020年10月〜12月期)の業績内容
全体の売上高・利益・各デバイスの売上高
売上高 | 1,114億3,900万ドル(21%増) |
純利益 | 287億5,500万ドル(29%増) |
iPhone | 655億7,700万ドル(17%増) |
Mac | 86億7,500万ドル(24%増) |
iPad | 84億3,500万ドル(17%増) |
ウェアラブル、ホーム、アクセサリー | 129億7,100万ドル(29%増) |
サービス | 157億6,100万ドル(23%増) |
地域別売上高
アメリカ | 463億1,000万ドル(11%増) |
ヨーロッパ | 273億0,600万ドル(17%増) |
中国 | 213億1,300万ドル(56%増) |
日本 | 82億8,500万ドル(33%増) |
アジア太平洋地域 | 82億2,500万ドル(11%増) |
詳細はプレスリリース(全文英語)からどうぞ!
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スピーディーなご対応ありがとうございます!
更新いただいた内容で違和感なくなりました。
いつもgori.meさんの質の高い翻訳記事を重宝させていただいているので、
自身の専門分野でお役に立ててすごく嬉しいです。
(名前もお褒めいただき光栄ですw)
これからも応援しています!
ケイリミーさん(いい名前www)、ご丁寧に教えていただき、ありがとうございます!確かに営業利益についてではなく売上に対しての表現でしたので、誤り、ということですね。先程記事内の表現を修正いたしました。また今後ともどうぞよろしくお願いします!
いつもgori.meを楽しく読んでいます。会計に携わる者です。
「最高益」という用語の扱いが誤っているため、
僭越ながらコメントいたします。
「最高益」は利益(営業利益、当期純利益など)に対して用いられる用語となります。
各セグメントごとの数値は売上高につき、
そうした場合には「過去最高の売上高」もしくは「売上高が過去最高値」など
とする表現をよく目にします。
ご参考になりますと幸いです。
別件で、私の英語力の問題で読み取れていないだけかもしれないのですが、
売上高と一株あたり利益は最高記録を樹立した記述が元記事に見られるのですが、
当期純利益についての言及を見ることができませんでした。
そちらについては確証がないものの、少し気になったため合わせてコメントいたします。