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Apple、営業部門で異例の人員削減。数十人規模のレイオフを実施か

企業・教育機関向け販売プロセス簡略化を目指す。第三者小売店へのシフトを示唆

Apple 2023 Oct Event ScaryFast 066

Appleが営業関連部門で数十人規模の人員削減を実施したことが明らかになった。Bloombergが報じた。Appleは企業、教育機関、政府機関向けの製品販売プロセスを簡略化する目的で今回の組織変更に踏み切ったという。

影響を受けた従業員は過去数週間にわたって通知を受けた。削減対象となったのは大企業、教育機関、政府機関を担当するアカウントマネージャーのほか、主要顧客向けブリーフィングセンターのスタッフなど。従業員は突然の通知に驚いたものの、社内の別のポジションへの応募は可能だという。

第三者小売店への販売シフトか

Appleは営業チームの変更について、顧客とのより良い関係構築のための措置だと説明している。Bloomberg宛のコメントでは「より多くの顧客とつながるため、営業チームに一部変更を加えている。影響を受けた職務は少数で、引き続き採用を続けている。該当する従業員は新しい職務に応募できる」としている。

Appleは組織再編と説明しているが、影響を受けた従業員は第三者小売店への販売シフトを狙っていると見ているようだ。リテイラーを通じた販売を増やせば、人件費を削減してコストを節約できる。

来年1月まで社内異動のチャンス

Appleは従業員に対し、社内で新しい職務を見つけるため1カ月以上の猶予を与えている。2025年1月20日までに社内で別のポジションを獲得できなかった従業員には、退職金パッケージが提供される。

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更新日2025年11月25日
執筆者g.O.R.i
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