Apple、防滴仕様に関する新しい特許を取得!iPhoneの将来モデルに期待
【img via 100円ショップで買った iPhone 防水ケース(袋) by yto】
僕は風呂が大好きだ。最近は「Nexus 6」を持ち込みRSSを読みつつ、YouTubeを数本見つつ、のんびり湯船に浸かって半身浴をするのが日課となっている。
残念ながら現行のiOSデバイスはどれも防水仕様ではない。電子機器なので、専用のケースなどを付けない限り、風呂に持ち込むことは基本的にはNGだ。
ただ、将来的に発売されるiPhoneやiPadは風呂に持ち込んでも湿気程度であれば問題ないかもしれない!AppleInsiderによると、Appleが防滴仕様に関する特許を取得したと報じている!
端末全体ではなく、各コンポーネントを防滴加工
Appleは「Methods for shielding electronic components from moisture(水滴から電子コンポーネントを守る手法)」という特許を取得したと伝えられている。
一般的に防水加工や防滴加工となると端末全体を保護するイメージが強いが、Appleが考えているのは外部はさておき、内部をしっかり守るという手法。回路基板などに疎水性のコーティングを施すことによって、液体に触れた時にショートすることを防ぐことを可能にする技術のようだ。
これらの技術が将来のiPhoneやiPadに採用されていても不思議ではない。先日、Tim Cook氏はApple Watchを付けたままシャワーを浴びることができると発言している。
Appleは数年前からデバイスの防水仕様について検討していることが明らかになっている。2012年の1月には「Waterblock」を開発したHZOがAppleと交渉中であると報じられ、2013年1月にはApple含むスマートフォンメーカー10社がナノコーティングによる防水技術採用に向けて交渉中であると報じられている。
一般的に水の中に落としても完璧に動作するような防水仕様は必要ないかもしれないが、常日頃持ち歩くデバイスとして生活防水程度の防水仕様はあることに越したことはない。
(via AppleInsider)