Apple、iAdから手を引く方針ーーデベロッパーの受け取る報酬は100%に
Appleのモバイル広告プラットフォーム「iAd」が開始されたのは2010年の頃。Steve Jobs氏が壇上で現状のモバイル広告が「全然ダメ」と全否定した上で登場した。
6年後、Appleは大きな方向転換を実施する。BuzzFeed Newsが複数の情報筋から得た情報によると、AppleはiAdから手を引き、より自動化されたプラットフォームにシフトする方針であると報じている!
デベロッパーには朗報!報酬の100%を受け取り可能に
「iAdから手を引く」というのは決してiAdが無くなるということではない。単純にiAdの運営に携わっていたセールスチームを解体し、デベロッパー自身で運営可能なモバイル広告プラットフォームへと切り替わるということを意味する。
これはデベロッパーにとっては朗報だ。というのも、広告主の募集や出稿管理などの手間は掛かるようになるが、代わりにこれまで70%しか受け取ることができなかった報酬が100%懐に入ってくるようになる。
既にAppleは「News」アプリにおいて「iAd Workbench」を通じてデベロッパー自身が広告枠の販売を行う仕組みを提供。
アプリ向け広告プラットフォームといえば僕の中で「nend」が有名。iAdがこのような方向転換を図ることにより、広告枠を切り替えるデベロッパーも出てきそうな予感。
(via MacRumors)
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