「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の「単位展」が楽しすぎる!開催期間中に必ず行くべし!
ことばのおもみ
気に入った展示物のうちの1つは「ことばのおもみ」。濁点を1gと仮定し、それぞれの文字の面積比から重さを計算している。よって全てのひらがなにこのように重さが記されている。
ではそもそも「おもい」と「かるい」だとどちらが重いのか?!正解は…「おもい」でした!
1秒の世界
「ことばのおもみ」の隣に展示されていた「1秒の世界」も同じく印象的だった。3枚ディスプレイの前に立る。立っている間、その1秒毎に起きている出来事をそれぞれのディスプレイが表示してくれる仕組みだ。
僕が乗っていた29秒間に1,740来のバリアリーフの珊瑚が壊滅し、地球の自転により10,933m東の方向に移動したようだ。面白い!
長さの比較
1cmから100cmまで、モノで表現した作品。
ところどころ「募集中」となっているところも。
コップの中の空間
同じ単位でも人基準と蟻基準では見える世界が全く違う、ということを表現した作品。
R見本帖
角の丸さを設計段階で確認するための「R見本帖」。
「わたしの考えた時間の単位」
「あたしの考えた時間の単位」はとても可愛かった!
パスタメジャー
パスタを重さではなく、穴の太さで計る道具。
回転寿司皿と割り箸
割り箸1本の高さと回転寿司皿12皿は同じ高さらしい。
嵩見本
あらゆる本の大きさや厚さの見本。見たことのないようなサイズが多数。
単位しりとり
「単位展」の中で個人的に最も気に入ったのはこの「単位しりとり」。スクリーンセーバーとして延々と見ていられるほど面白かった。
8ugust
最後に紹介するのは「8ugust」という作品。英語の月名の頭文字を数字に置き換えることによってそれまで覚えられなかった月名を覚えられるようになったとのこと。不思議と全てしっくり来るのはなぜだろう。
「単位展 – あれくらい それくらい どれくらい?」は21_21 DESIGN SIGHTにて5月31日(日)まで開催中。火曜日が休館日。開館時間は11:00〜20:00、入場は19:30まで。入場料は一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料。
平日の夕方に行っても比較的人が多かったので、週末は割と混んでいるかもしれない。「単位展」に行ったという理系の後輩によると文系の彼女には楽しさを分かってもらえなかったと嘆いていたが、文系でも十分に楽しめる内容だと思うので、期間中に足を運んでみるべし!