Dropboxの有料プラン、ストレージを1TBずつ増量!Plusでもスマートシンク対応へ
Professionalには180日間の巻き戻し機能、透かし機能、ローカルのストレージ自動節約機能も追加
クラウドストレージサービス「Dropbox」が個人向け有料プランである「Plus」と「Professional」において、ストレージ容量の増加および新機能の追加を発表した。
ストレージ容量はそれぞれに1TBずつが追加され、「Plus」が2TB、「Professional」が3TBになった。ストレージ容量があればローカルに保管する余裕がないファイルをアップロードできるので、非常に助かる。
さらに、ストレージ容量が増えたことを活かす機能が「Plus」プランでも利用可能になる。それが「スマートシンク」。
新機能が追加された「Plus」プランは月額費用が最大300円値上げ
「スマートシンク」は「Dropbox」をハードに使う人にとってはかなり便利。
この機能は、簡単に言うと「Dropbox」にアップロードされているすべてのファイルをローカルから見えるようにできる機能。MacのFinderからファイルは確認できるが、ローカルで占有しているディスク容量は0。
このままでは「Professional」を契約する意味がなくなるのでは、と思うかもしれないが、しっかりと個人向けの最高プランならではの便利機能が用意されている。
例えば、「スマートシンク」は使われていないファイルを自動的にローカルから”削除”してくれる機能を用意。Mac/PCの容量を自動的に節約してくれる。これは「Plus」ユーザーには提供されない。
新たに追加された巻き戻し機能「Dropbox Rewind」は両プランとも利用できるが、「Plus」は30日前まで、「Professional」は180日前まで戻ることが可能。
「Dropbox Rewind」は指摘した期間まで一括で巻き戻すことが可能。誤って修正または削除してしまったファイルを取り戻すことができる。
「Professional」にはシェアする際にウォーターマークを追加できる機能が追加された。対応するファイルフォーマットはJPEG、PNG、BMP、PDF。
これにより、オリジナルファイルを手元に安全に残したまま、共有相手にウォーターマーク入りのものを渡す、という使い方ができるようになる。
やはり「スマートシンク」が利用可能になった「Plus」が非常にお得に見えるが、新機能の追加により従来の月額1,200円から300円値上げされ、月額1,500円に。年間契約の場合、月額1,000円から1,200円に値上げされている。
新しい料金は次回の請求サイクルから反映される。なお、「Professional」プランに価格の変更はない。