Dropbox、上場へーーサービス開始から10年
Dropboxが株式上場を申請をしたことが明らかになった。同社は今年1月中旬、非公開で上場申請書を提出していたことが明らかになっていた。
iCloudドライブなど競合サービスとの差別化が今後の成長がおいて重要
Dropboxはここ3年間、成長が続いている。2015年は6億300万ドルだった売上が、2017年には11億ドルにまで伸びている。
2016年には650万人の有料ユーザー数を抱えていたが、2年間で2倍に増えているという。大手企業など法人による導入割合が高いと思いきや、Dropboxいわく、売上の90%は個人による有料課金から成っているそうだ。
逆に言えば、今後法人へのアプローチを強化すれば、さらなる伸び代が期待できる、ということなのかもしれない。ビジネス領域ではBoxが人気のクラウドストレージサービスとして浸透している。
今はAppleやMicrosoft、Googleなどが同様のサービスを安価で提供している。特にiCloudドライブはMacと深く連携し、使い勝手は年々改善されている。
Dropboxが上場後、さらなる成長を続けるためには10年の歴史を持つクラウドストレージサービスとしての意地を見せ続けなければならない。
(via The Verge)
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