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Dropbox、macOS 12.3で一部非対応 オンライン上のファイルが開けない可能性

完全対応に向けて準備中、2022年3月にベータ版の提供予定

Dropboxの仕様変更

Dropboxは1月26日、macOS Monterey 12.3ではDropboxのオンライン専用ファイルに完全対応しておらず、サードパーティアプリケーションでファイルを開けない可能性があると警告している。完全対応に向けて準備を進めており、2022年3月にはベータ版の提供を開始する予定だ。

「オンライン専用ファイル」とは、ファイル名の横や端などに雲のアイコンが表示されているファイルを指す。通常であれば、インターネットに接続していればファイルを開けるはずだが、macOS Monterey 12.3では動作しない恐れがあるという。

Dropbox File Icons 01

一時的な対処法として、Finderから該当するオンライン専用ファイルをダブルクリックして開く、または右クリックで表示される「オフラインで利用」機能を案内している。

オンラインにあるファイルが直接アクセスできないため、ローカルにファイルをダウンロードすることで回避していると考えられるが、取り扱うファイルをMac本体の内蔵ストレージを使用することになる。ストレージ容量がギリギリという人は、macOS 12.3へのアップデートを見送ったほうが良いだろう。

Appleは近日中、macOS 12.2を正式リリースする見通し。macOS 12.3はその後、ベータ版として提供される。

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執筆者g.O.R.i
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