Facebook、ニュースフィードのアルゴリズム変更を発表!釣りやスパム、人気投稿の再投稿などを除外へ
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Facebookが目指すのは、見られるべき投稿が見るべきユーザーに然るべきタイミングで表示されること。よって、同社はその目標に近づくべく、定期的にタイムラインのアルゴリズムを調整してはリリースしている。
本日、Facebookはまたしてもニュースフィードのアルゴリズム変更したことを発表した!今回の変更によって釣りやスパム、人気投稿の再投稿などが除外できるようになったようだ。
アルゴリズム変更によって3種類のニュースフィード投稿を除外
Facebookは今回のアルゴリズム変更によって、大きく分けて3種類のニュースフィード投稿を除外することを目論んでいる。以下にそれぞれを解説しておく。
1. 「いいね」や「コメント」、「シェア」を求める投稿
上記のような画像がタイムラインで流れてきたことはないだろうか。「◯◯と××、どっちが好き?◯◯が好きな人はいいね、××が好きな人はシェア!」という投稿も昔ほどは多くないが、時折タイムラインを流れてくることもある。
いいね数やコメント数が多い投稿は当然ながらエッジランクが高い投稿と見なされ、タイムラインの上位に表示されることも少なくないが、Facebookの調査によるとこの手の投稿は同程度のエッジランクを持つ投稿に比べてユーザーにとって有益性に欠けることが明らかになっている。今回のアルゴリズム変更によって、「いいね」や「コメント」、「シェア」を求める投稿はニュースフィード上から姿を消すことになりそうだ。
2. 過去に投稿された内容で何度もシェアされる反復投稿
人気があった画像や動画を繰り返し何度も投稿するFacebookページは存在する。
過去に人気があったという実績があるため多くのユーザーにリーチすることは明白ではあるが、何度も同じ投稿がニュースフィードを流れてくることを快く思っていない人が多いのも事実。今後は、過去に投稿したコンテンツを反復投稿するユーザーやFacebookページのリーチは新アルゴリズムによって下げられる可能性が高い。
3. スパム投稿の排除
投稿された写真が含まれるアルバムへのリンクと見せかけて広告ページに遷移させるなどのスパム投稿がFacebookのニュースフィード上に流れてくることも増えてきた。
新しいアルゴリズムは、ユーザーが投稿に対して何かしらのアクション(いいねやコメント、シェアなど)を起こすかどうかによって投稿の質を判断する。見たくもない悪質なスパム投稿は今後僕らのタイムラインに表示されることはなくなる。
Facebookページ運用者はリーチに気をつけるべき?
新しいアルゴリズムが適応されたことによってFacebookページ運用者はどうするべきか。
Facebook曰く、正しくFacebookページを運用していればマイナスのインパクトどころが、リーチが増えるのではないかとさえもコメントしている。逆に上記の3項目に当てはまるような投稿をしているユーザーやFacebookページ運営者は向こう数ヶ月でリーチが劇的に変化するはずだと述べている。
(via Mashable)